本屋しゃんのほーむぺーじ

本好きとアート好きはきっと繋がることができると思うの。

ARTIST RECCOMEND 展覧会 岡本光博

\なぜ、買ったの、その作品?−本屋しゃんおすすめ展覧会「ワンピース倶楽部VOL.13 はじめてかもしれない」/

投稿日:2020-09-26 更新日:

ごきげんよう。
秋が深まりつつある今日この頃、いかがお過ごしですか。
ついこの間まで、生足を出してきていたワンピース。今日はワンピースの下にレギンスを下に履いてお出かけしました。それでもなんだか寒かったな。

ところで、みなさんは、作品を購入したことがありますか。
いわゆる、アート作品です。

本屋しゃんは、まだまだですが、いくつかきゅんきゅん!!きた作品をいくつか購入しています。ちっちゃなちっちゃな本屋しゃんコレクションです。部屋にいい感じにお迎えできているかというと「?」ですが、恋して購入した作品が部屋にあると、やっぱり良い空気が漂います。そして、作品からアーティストのみなさんの気迫が伝わってくるのか、仕事が捗ります。わたしもがんばるもん!って。

わたしの話はさておいて、現代アートマーケットを拡大することを目的とした、アートコレクターの集団があります。その名も「ワンピース倶楽部」。最低1年に1作品(ワンピース)を購入する事を決意している人たちの集まりだそうで、いやはやアートへの愛が渦巻いています!

そんな、第13期ワンピース倶楽部 メンバーさんがこの1年で購入した作品の展覧会が3331 アーツ千代田で開催されていたので、お邪魔してきました。

想像以上の展示数と、豊かな作品群。
誰かが、ときめいて買った作品が、しかもここ1年に購入されたという、なんだか愛情ホヤホヤ感をまとった作品が並んでいると思うと、幸せだった。

おもしろいのは、各作品のキャプションに「なぜ、買ったのか」と理由が記されていること。「かわいかったから」や、かっこよさ、心地良さに惹かれたり、コンセプチュアルな買い方をされていたり、作家さんと長年のおつきあいだったりとほんとーーーにさまざまでおもしろかった。いろんな理由で、作品は求められているんだなって合点がいきます。買い物の過程、コレクションの軌跡。これを知ることができる機会ってなかなかないですよね。

わたしは、岡本光博さんの作品見たさに伺ったの。はじめなかなか見つけられなくて。キョロキョロして、パッと目線を上げたら……。ニマニマしてしまったよね。右上:《skrik》、ノルウェー語で「叫び」という意味の作品。ダブルで既視感が襲ってくる。
岡本光博さんが運営するギャラリーKNST ARZTで購入された作品も展示されてた。わかる、かわいい。
アーティストのポートフォリオが充実していたよ。

展示を拝見していると、わたしも「あ、これ、いいな」という作品にも出会ったわけですが、すでに、それは誰かの所有物。ちょっと悔しくて、きゅんってなった。

最後に、ワンピース倶楽部のルールをご紹介したい。

【三つのルール】

1、ワンピース倶楽部の会員は、一年間に最低一作品、現存するプロの作家の作品を購入します。

2、ワンピース倶楽部の会員は、自分のお気に入りの作品を見つけるために、ギャラリー巡りや、美術館巡りなど、審美眼を高めるための努力を惜しみません。

3、ワンピース倶楽部の会員は、各年度の終了したところで開催される展覧会で、各自の購入作品を発表します。

ワンピース倶楽部 公式サイトより

ん〜、本屋しゃんも審美眼を高める努力を惜しまないようにがんばろう。
という気持ちを胸に、この後、太田記念美術館に向かいました。

展覧会情報

ワンピース倶楽部 VOL.13
「はじめてかもしれない」

会期:9月25日〜9月27日
処:3331 アーツ千代田 1Fメインギャラリ、1F コミュニティスペース
※詳細は展覧会WEBページをご覧ください

https://www.3331.jp/schedule/005233.html

岡本光博さんについて

1968年京都生まれ。1994年滋賀大学大学院教育学修了。1994-96年アート・スチューデンツ・リーグ・オブ・ニューヨーク(USA)に在籍、1997~1999年CCA北九州にて研究と制作を行う。2001年からドイツでのレジデンスを中心に活動(インド、スペイン、ほか)。2004-06年台湾・沖縄を拠点に活動。2007年からは京都を拠点に作家活動とともに京都市内にギャラリー「KUNST ARZT」(2012年から)を運営。

国内外の多くの展覧会に参加。青森県立美術館「化け物」2015、ZKM(ドイツ) 「Thermocline of Art」 2007、滋賀県立近代美術館「コピーの時代」2004などでの美術館での展示のほか、企画に関った展覧会として、KUNST ARZT「ディズニー美術」2015、「モノグラム美術」2014、神戸ファッション美術館「ファッション綺譚」2010、プルショー城(ドイツ)+京都芸術センター他「Simple Beads and Cultured Seeds」2002など。

http://www.okamotomitsuhiro.com/

Follow me!

-ARTIST, RECCOMEND, 展覧会, 岡本光博
-, , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

\新潟市・内野「古本詩人ゆよん堂」は、あったかくてスパイスの効いた本屋さん/

大好きな映画館「シネ・ウインド」さんでの、大好きな映画「タゴール・ソングス」の上映をきっかけに新潟に帰省、旅に出かけたわたし。 \「タゴール・ソングス」@新潟 市民・映画館 シネ・ウインド10/10〜 …

\本屋しゃんおすすめ展覧会:小指/小林紗織個展「TRIP」@神田・TETOKA~12月20日(勝手に選書付)/

小指こと小林紗織さんの「score drawing」をはじめて知ったときのドキドキはずっと続いている。五感が全方位に解き放たれた。音楽にあわせて絵を描いたり絵にあわせて音楽を奏でたり音と絵の邂逅はいつ …

\人が集まる場所っていいなあ。あったかいなあ。−麻生知子『こたつ』(福音館書店)/

こたつ。最後に入ったのはいつだろう。ん〜〜〜、全く思い出せない。小さい頃、新潟の西蒲原郡というところに住んでいた。そこにはこたつがあった。新潟らしい、静かにしんしんと降る雪を窓からぼーっと眺めながら、 …

\本で楽しむ「生命の庭」展−山口啓介『後むきに前に歩く』(BlueSheap)/

展覧会を楽しんだ後に、ミュージアムショップで図録やアーティストの関連書を買って、さらにお家で楽しむ! という方も多いのでは?本屋しゃんもそのひとり。展覧会会場にいる際は、全身で作品を感じ取ることと、自 …

\本屋しゃんおすすめ展覧会:金巻 芳俊「空蝉センシビリティ」前期:版画・ドローイング〜2021/2/17@FUMA Contemporary Tokyo/

彫刻家の金巻芳俊さんの作品を見ると、地面から足がふわっと浮き上がる感覚になる。きっと、いろいろな「時間」と「空間」が、さまざまな「次元」が一度に目の前に立ち現れるからかなって思っている。わたし、今、ど …