本屋しゃんのほーむぺーじ

本好きとアート好きはきっと繋がることができると思うの。

あおきまゆこ個展「うまくいえない三寒四温」2021/4/5~4/11@下北沢 BOOKSHOP TRVELLER



あおきまゆこ展
「うまくいえない三寒四温 」

ねえ。この気持ち、あなたならなんて言う。
今年もまたやってくるんだよ。
夏が終わっちゃう、あのうまくいえない季節が。

アーティスト・あおきまゆこが2020年の夏から秋にかけて綴った日記をもとに作った、はじめてのZINE『この夏が終わるまで』の刊行記念展を開催します。


夏の終わりから秋にかけての、暑さと涼しさが入り混じる季節。
暑くなったり、寒くなったり、天候の変化がいそがしい頃。

少し日が短くなったかな、と、帰路に秋の訪れを感じる。
そう言えば、肌を撫でる風も少し冷たいかもしれない。
今年の夏は、何したっけ。
「夏らしいこと」なんて、何一つしていない気がする。

過ごしやすい秋は好き。だけど、夏の終わりはなんだか寂しい。
最後に、夏らしいことをしてやろうと、悪あがき。
だけど、次の瞬間に秋が顔を出して、そんなテンションを連れ去ってしまう。

ヤバイ。季節に振り回されてる。

この季節を表すのに良い言葉が浮かばない。
そうだ、「夏の三寒四温」と命名しよう。

うまくいえないこの気持ち。
うまくいえない三寒四温。

あおきまゆこが日記を綴ったのは、2020年の夏。コロナ禍の中の夏、だ。世界の表情、そしてわたしたちの暮らしは180度変わってしまったかもしれない。だけど、その年の夏も、去年と同じように、着々と秋へと移り変わり、言うに言えない気持ちがふと沸き起こった。世界が大きく変わっても、やっぱり季節の変わり目は、心も体も疲れちゃうし、なんだか寂しい。ちょっと立ち止まってみると、大きな変化のその陰に、ちょっぴり切ないけど愛おしい気持ちが変わらずに存在していることに気づくかもしれません。

本展では、本書に掲載されている写真と刺繍作品を展示するとともに、本屋しゃんがあおきのZINEから着想を得て選書した本を紹介します。さらに、三寒四温の季節に振り回される女の子の部屋が突如出現。

あおきの写真と刺繍作品を通じて、誰にでも生じる言語化できない、翻訳し得ない気持ちを、愛おしく感じていただき、心身ともに疲れがちな季節にほっとひと休みしていただけたら幸いです。

(文・本屋しゃん)

詳細

会期:2021年4月5日(月)〜4月11日(日)※休み:4月7日(水)
※会期中はあおきまゆこさんが毎日在廊します(4月7日はお休み)
時間:12:00〜20:00
※最終日は19:00まで
入場料:無料
会場:BOOKSHOP TRAVELLER(本屋を旅する本屋さん)
住所:155-0031 東京都世田谷区北沢2丁目30−11BALLOND’ESSAI ART GALLERY 3F 奥 https://wakkyhr.wixsite.com/bookshoptraveller
アクセス:下北沢駅中央口を降り、ピーコックの前を右に真っすぐ。突き当りを左に行って、バロンデッセというカフェの入っている北沢ビルの3階です。裏側にある外階段なのでご注意ください。

企画・選書協力:本屋しゃん



プロフィール

あおきまゆこ /  MAYUKO AOKI

ものを作るのが好き 面白いことがすき
主に立体と言葉を合わせた作品を得意とする
ファインアートからファニーなシングスまで
気の向くままのんびり作っています

東京造形大学 卒業
東京都美術館 新像展 展賞受賞
銀座Oギャラリー 個展開催

某都内美術館ミュージアムショップ 勤務歴
某Art系 Book&Cafe グッズバイヤー 勤務歴

https://cocooncopoon.wordpress.com/

本屋しゃん/HONYASHAN

本屋しゃん似顔絵


1987年新潟生まれ。青山ブックセンター・青山ブックスクールでのイベント企画担当、銀座 蔦屋書店アートコンシェルジュを経て、2019年春にフリーランス「本屋しゃん」宣言。本好きとアート好きって繋がれると思う。そんな想いを土台に、本とアートにまつわるイベントやブックフェアの企画・文筆。千葉市美術館 BATICA 選書担当。お寺の庭整備や美術家の作品制作サポートも。下北沢 Bookshoptraveller で、間借り本屋を運営し、アーティストやイラストレーターのZINEと地元•新潟本を紹介中。https://honyashan.com/


ZINE情報

『あの夏の終わりに』
著:あおきまゆこ
2021年3月刊行予定

 

投稿日:2021-02-25 更新日:

執筆者: