「TRiP ー落語×浮世絵ー」
野草興行 ヨコトリップ!
出演 :柳家あお馬+渡邉晃
@ル・タン ペルデュ(野毛) ー2024年6月2日(日) /第8回横浜トリエンナーレ応援プログラム

落語と浮世絵が出会う落語会「TRiPー落語×浮世絵ー」が横トリにトリップ!
第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで生きてる」の応援プログラムとして横浜に赴き野草興行「ヨコトリップ!」を開催します。
会場は、野毛のカルヴァドスとビールがメインのライブバー「ル・タン ペルデュ/Le Temps Perdu」。フランス語で「失われた刻」の意味。ちょっと大人な遊び場ルタンには日々、表現者たちが集い、そこに流れる刻を潤わせています。

TRiPも、みなさまに芳醇な刻を過ごしていただくべく、落語、浮世絵噺、JAZZピアノ…と、洋風のライブバーで江戸文化と音楽の野草力を立ちあげ、賑やかでハイカラな一夜をお届けします。

横浜は、東京・浅草や大阪・千日前と並ぶ繁華街で、かつては寄席や芝居小屋が軒を連ね、芸人が芸を競い合っていました。そんな大衆芸能の街・横浜の歴史と魅力にあやかって、このたびは投げ銭制で開催。気軽に粋に遊んで楽しんで「いま、ここで生きている」感覚と時間を共有しましょう。

刻を忘れてお楽しみいただけますように。

Time for a trip!


落語と浮世絵が出会う落語会「TRiP」とは

柳家あお馬(落語家)、渡邉晃(太田記念美術館学芸員)、本屋しゃん(企画家)の3人が集まって「落語と浮世絵」が出会う落語会シリーズ「TRiP」が誕生しました。毎回ひとつテーマを決めて、柳家あお馬は落語で、渡邉晃は浮世絵噺で応えます。

身体と言葉、そして扇子と手ぬぐいだけで、登場人物の立場や人柄、性格を演じ、時間や季節など、その場の情景を表現し、鑑賞者の想像力を掻き立てる「落語」。

絵師のセンスと想像力、職人たちの巧みな技が重なり合い、時を越えても、色あせることなく、当時の風俗、そして浮世の世界へ旅させてくれる「浮世絵」。

落語も浮世絵も、江戸時代に生まれました。そして、両者とも、何でもない普通の生活の愛おしさに気づかせてくれるとともに、「江戸時代・文化」そして「異世界」へと導いてくれる芸術ではないでしょうか。「TRiP」は、そんな落語と浮世絵の架け橋となり、みなさまに、時を越えた、想像力あふれる旅へとお連れします。

拠点は、江戸時代からの宿場町・北千住に位置する築約100年の「仲町の家」。

さあ、柳家あお馬はどんな落語を、そして渡邉晃はどんな浮世絵を選ぶのか?!
みなさんも一緒に、仲町の家で、江戸時代に、異世界にTRiPしましょう!

基本情報

「TRiP ー落語×浮世絵ー」
野草興行 ヨコトリップ!
2024年6月2日(日)
ル・タン ペルデュ/Le Temps Perdu(横浜市中区野毛町2-78)
※アクセスはこちら

OPEN 17:30
OPENING ACT 18:00 JAZZピアノ
START ①18:30 落語 ②19:30 浮世絵噺 ③20:30 落語
Show Charge:投げ銭制

※ご予約は不要、出入り自由です。お気楽にお越しください。
※ショーチャージとしてお客様各人/各回の投銭をお願いいたします。

問い合わせ:本屋しゃん/中村 info@honyashan.com
主催:TRiP実行委員会

落語

柳家あお馬(やなぎやあおば)

1989年神奈川県出身。より多くの人に落語を楽しんでいただきたいという想いから、寄席や落語会に精力的に出演中。失敗しがちな落語の住人に、人間的な愛嬌を感じさせてくれる存在として、魅力を感じている。そんな「落語の可笑しみ、登場人物の愛らしさを素直に表現できるような噺家」を目指している。

2014年柳家小せんに入門
2015年楽屋入り落語協会の前座となる
2019年前座修業を終えて二ツ目に昇進2021年大和市文化芸術未来賞受賞

WEBサイト: https://yanagiya-aoba.com/
twitter: https://twitter.com/yanagiyaaoba


浮世絵噺・ピアノ

渡邉晃(わたなべあきら)

太田記念美術館上席学芸員。博士(芸術学)。「没後150年記念 歌川国貞」「生誕290年記念 勝川春章」「江戸の凸凹」「江戸の土木」などの展覧会を担当。著書に『江戸の悪』『江戸の女装と男装』(青幻舎)、『浮世絵動物園』(共著、小学館)ほか。学芸員としての傍ら、ジャズピアニストとしての活動も続けている。都内のジャズスポットを中心に演奏を行うほか、自己のバンドにて第39回浅草ジャズコンテストのファイナル出場。NHKBSプレミアム「名画の暗号」にてアン・サリーとピアノ・デュオで共演。

太田記念美術館WEBサイト:http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/
太田記念美術館twitter : https://twitter.com/ukiyoeota


会場

ル・タン ペルデュ

1989年、日本ではまだあまり知られていなかったベルギービールの専門店として野毛にオープン。
2022年には上質なカルバドス(りんご蒸留酒/フランス産ブランデー)とビールを楽しめる店として新装オープンしました。
店内では映画やレコードの音が流れ、世界中から集まるミュージシャン達の演奏が披露されることも。
野毛のちょっと大人な遊び場を潤す表現者たちに向けて”投銭”という最も粋なこたえで参加し、

気楽に刻を失っていかれてはどうでしょう。

公式WEBサイト:https://www.letempsperdu.bar/
instagram:https://www.instagram.com/letempsperdu_yokohama/

アクセス


〒231-0064 神奈川県横浜市中区野毛町2丁目
2-78 Noge Nakaku Yokohama JAPAN

野毛散歩もおたのしみください:-)

京急本線 / 日ノ出町駅 徒歩5分
JR京浜東北線 / 桜木町駅 徒歩6分
みなとみらい線 / 馬車道駅 徒歩10分



第8回 横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで生きてる」

会期:2024年3月15日(金)~6月9日(日)
時間:10:00~18:00/6月6日(木)~9日(日)は20:00まで開場
会場:横浜美術館、旧第一銀行横浜支店、BankART KAIKO、クイーンズスクエア横浜、元町・中華街駅連絡通路
料金:2,300円※18歳以下または高校生以下無料 ※セット券など有
https://www.yokohamatriennale.jp

横浜トリエンナーレは、3年に一度開催される現代アートの祭典。2001年にスタートし、200を数える国内の芸術祭の中でも長い歴史を誇る。第8回を迎える今回は、アーティスティックディレクターにリウ・ディンとキャロル・インホワ・ルーを迎え、「野草:いま、ここで生きてる」をテーマに横浜美術館はじめ全5会場で展示をするとともに、「アートもりもり!」の名称のもと、市内の各拠点が統一テーマ「野草」を踏まえて展示やイベントを展開する。


TRiPアーカイブ

これまでに開催した会のアーカイブやレポートです。

TRiPブログ

「TRiP」メンバーの柳家あお馬、渡邉晃、本屋しゃんが一体どんな人なのか、普段はどんなことをしているのかなど、メンバー三人のそれぞれの活動やなんでもない日常をお届けしています。

投稿日:2024-04-12 更新日:

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