本屋しゃんのほーむぺーじ

本好きとアート好きはきっと繋がることができると思うの。

本屋しゃんプレゼンツ 秋山あい 絵と本が出会う展覧会「スカートの中、夢の中」(2020.11.02~11.08@BOOKSHOP TRAVELLER)



本屋しゃんプレゼンツ
秋山あい 絵と本が出会う展覧会
「スカートの中、夢の中」


「スカートの中」「夢の中」、そして「本棚」。
これらは、普段は見せない、はたまたそう簡単に見ることができない、普段は隠されている個々の癖や哲学がつまっている物語。


この度、アーティスト秋山あいの『パンティオロジー』(集英社インターナショナル)の出版1周年を記念して、「パンティオロジー」のドローイングと、秋山自身の夢を描きとめた新作「夢ノート/Note de rêve」の原画を展示、さらに、本屋しゃんがオンライン上で企画開催しているオンラインブックフェア 「わたしの人生に寄り添う本3選 そう、それは一番素肌に近いパンティのように」にて、多彩なゲストに選書いただいた本をご紹介する「絵と本が出会う」展覧会を開催します。

「パンティオロジー」は、考現学的視点をテーマにドローイングを行う秋山の覗き見的好奇心と、今和次郎が提唱した考現学の採集/研究方法が重なりあって誕生した学問的アートプロジェクト。国籍、年齢、職業……さまざまざな女性に「セクシー、リラックス、お気に入り」の3枚のパンティを選んでもらい、秋山が取材をし、描き、ファイリングする。すでに、100名以上の女性に取材をし、採集したパンティは300枚以上にものぼりますが、実際に会って取材をすることが要の本プロジェクトは、コロナ禍において、遂行することが難しくなってしまいました。

緊急事態宣言、STAY HOME、ソーシャルディスタンス……生活スタイル、人と触れ合い方/付き合い方が変容し、他の人の暮らしや風俗を覗き見る機会が奪われる中で、秋山は夢日記をつけはじめました。朝起きて、頭の中に残った夢の映像をそのまま絵に描きとめます。そう、秋山は外界の覗き見と採集が難しい今、自身の夢の採集をはじめたのです。

「パンティ」も「夢」も、簡単に人様に見せるものではありません。
自分の「本棚」をお披露目する機会もそんなに訪れないですよね。
それに、見せるとなるとちょっと恥ずかしい。普段は内に秘めているもの。隠されているもの。人生のさまざまなシーンに寄り添っているもの。

そんな「パンティ」「夢」「本棚」だからこそ、持ち主の癖や哲学、物語が色濃く宿っているかもしれません。


絵と本を通じて、この地球に生きる誰かさんの物語を覗き見しにいらしてください。


(本屋しゃん より)

詳細

本屋しゃんプレゼンツ
秋山あい 絵と本が出会う展覧会
スカートの中、夢の中

会期:2020年11月2日(月)〜11月8日(日)※休み:11月4日(水)
※会期中は秋山あいさんが毎日在廊します(11月4日はお休み)
時間:12:00〜20:00
会場:BOOKSHOP TRAVELLER(本屋を旅する本屋さん)
住所:155-0031 東京都世田谷区北沢2丁目30−11BALLOND’ESSAI ART GALLERY 3F 奥 https://wakkyhr.wixsite.com/bookshoptraveller
アクセス:下北沢駅中央口を降り、ピーコックの前を右に真っすぐ。突き当りを左に行って、バロンデッセというカフェの入っている北沢ビルの3階です。裏側にある外階段なのでご注意ください。

企画:本屋しゃん



プロフィール

秋山あい /  AI AKIYAMA
アーティスト。1973年、東京生まれ。’93年にフランスに渡り、’99年ボルドー・エコール・デ・ボザールを卒業。以降、パリと東京を拠点に創作活動と作品発表を行う。個々の暮らしや風俗を観察することで、今を生きる人々の物語を覗き見ようとする「考現学的視点」をテーマに、日常生活のモノや出来事、建物などのドローイングを多く描く。またフォント作品を使ったイラストレーションなども行なっている。https://ai-akiyama.com/


本屋しゃん/HONYASHAN
1987年新潟生まれ。青山ブックセンター・青山ブックスクールでのイベント企画担当、銀座 蔦屋書店アートコンシェルジュを経て、2019年春にフリーランス「本屋しゃん」宣言。本好きとアート好きって繋がれると思う。そんな想いを土台に、本とアートにまつわるイベントやブックフェアの企画・文筆。千葉市美術館 BATICA 選書担当。お寺の庭整備や美術家の作品制作サポートも。下北沢 Bookshoptraveller で、間借り本屋を運営し、アーティストやイラストレーターのZINEと地元•新潟本を紹介中。https://honyashan.com/

本屋しゃん似顔絵

選者のみなさま

オンラインブックフェア で、みなさんに選んでいただいた「セクシー、リラックス、お気に入り」の本をご紹介します。


秋山あい(アーティスト)
ヴィヴィアン佐藤(ドラァグクイーン)
おおうちおさむ(グラフィックデザイナー)
籠谷シェーン(現代美術二等兵)
兼頭啓悟(書店員)
苅田梨都子(ファッションデザイナー)
村中智(バレリーナ)
なかむらしょうこ(本屋しゃん)

特別コラム

オンラインブックフェア で、「パンティオロジー」と「考現学」をテーマに寄せていただいたコラムを展示します。


工藤健志(青森県立美術館 学芸員)

『パンティオロジー』について

著:秋山あい
出版社:集英社インターナショナル
出版日:2019年11月5日

ふだん人に見せることはないパンティ。そのパーソナルな下着を選ぶとき、女性たちはどんなことを考えているのでしょうか。

 バラエティに富む国籍・年齢・職業の33人が見せた「セクシー」、「リラックス」、「お気に入り」の3枚のパンティをイラストにし、持ち主の赤裸々な本音を聞き出し、出身地やパートナーの有無などのデータと共にファイリング。それらを読み解くと、パンティを選ぶ基準は人生のシーンや社会的状況、文化にも密接に関わっていることがわかってきました。

 わがままだったり、けなげだったり、はき心地を追求したり。見えないところだからこそのこだわりや、楽しみ方は人それぞれ。

 パンティには哲学が宿ると著者はいいます。繊細なレース、大胆でセクシーなデザインを美しく表現した99枚のパンティ画は、作品としても注目されており、アート好きの目も惹く1冊。コラム、メーカーリストも掲載しています。

集英社インターナショナル 公式WEBサイトより

オンラインブックフェア

秋山さんにパンティオロジーに今一歩深く接するためのブックリストを、さらに、現代アーティスト、ファッションデザイナー、バレリーナなど、性別も職業も年齢も超えて、さまざまな方達に、パンティオロジーに倣い「セクシー/リラックス/お気に入り」をテーマに選書していただきました。「パンティ」と「本」のデリケートな重なりあいをどうぞお楽しみください(本記事は有料です)。

https://note.com/honyashan/n/n55b0b7a65644

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