4月16日、TRiPの会場である北千住・仲町の家さんのお庭の「草むしりと交流会」に参加してきました。
コロナ禍前は定期的に開催されていた本会、3年ぶりの再開でした。
仲町の家は戦前に建てられた日本家屋で、細部まで意匠が凝っていてとてもステキなお家。千住の町をつくった祖先のひとり、石出掃部介吉胤のご子孫が大切に守ってこられたました。家屋だけでなく、緑あふれるお庭もとても美しいのです!! 門を抜け、石畳のエントランスを歩いていると、もうすでにどこか別世界にトリップしている気持ちになれる、そんなお庭。
草むしりの前日は雨模様。「明日は晴れるかしら」と心配していましたが、当日は見事に晴れました(草むしりが終わった途端にゲリラ的に雨が降ってきました)。わーい。 雨上がりのお庭は、緑がツヤツヤに萌えていてとても美しいです。苔なんてしっとりと色っぽくて最高です。
さあ、軍手をはめて、いざ、草むしり!!
いつもありがとうの気持ちを込めて、挑みます。
それにしても、草むしりなんていつぶりでしょう。そもそも、草や土を触るのも久しぶりかも。
ダンゴムシはじめ、いろんな虫にも遭遇。草に土に虫……だんだんと子ども心に戻っていきます。
草むしり交流会には、仲町の家のスタッフのみなさまはじめ、ご近所さんや常連さんなどなど、世代を超えた仲間が集まっていました。はじめましての方が多かったけれど、ずっと前から知り合いみたいに、みんなでわいわい草むしり。時間が過ぎるのもあっという間で、とても楽しい時間でした。
2時間後。お庭はすっきり、さっぱり!
みんなで頑張りました。
TRiPは夕刻の開催なので、日が落ちた後のお庭やお家の姿をみなさまにお楽しみいただいていますが、ぜひ、昼帯のお庭やお家に触れに遊びにいらしてください^^
(文・本屋しゃん)
【プロフィール】
本屋しゃん(ほんやしゃん)
「本好きとアート好きと落語好きって繋がれると思うの」。そんな想いのもと、さまざまな文化や人や好きという気持ちを「つなぐ」企画を。展覧会/ブックフェア/落語会企画、執筆等。ジャンルを越えて奮闘中。新潟出身、北千住住。バナナ、日本酒が好き。
twitter: https://twitter.com/honyashan
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【TRiPの人たちとは】
「TRiP」は、柳家あお馬(落語家)、渡邉晃(太田記念美術館 学芸員)、本屋しゃんの3人が作る「落語と浮世絵が出会う落語会」の名前であり、チーム名です。それぞれ活動するフィールドは違えど、「落語と浮世絵」をジャンルを横断することでもっと楽しんでほしい! そして、双方の魅力を広げたい! という想いのもとチームを結成しました。「TRiPの人たち」では、あお馬、晃、本屋しゃんが一体どんな人なのか、普段はどんなことをしているのかなど、メンバー三人のそれぞれの活動やなんでもない日常をお届けしていきます。TRiPをもっと楽しんでいただくための、ふりかけのような、そんなブログです。