TRiPの人たちーあお馬・晃・本屋しゃん 企画記事 落語会

TRiPの人たちー本屋しゃん#03
「ピアノを運んで、ピアノを弾いて」

投稿日:2023-05-12 更新日:

いよいよ「TRiP-落語×浮世絵-」第2回目 テーマ:空 は明日5月13日開催です!
このたびも満席でとても嬉しいです。ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。


開催を前に、毎回TRiPで大活躍をしてくれている電子ピアノを仲町の家に搬入してきました。もはや、このピアノもTRiPに欠かすことができない一員のようで、愛着がわいてきています。朝の北千住をえっちらおっちらピアノと一緒に歩きます。歩きながら、下町らしいのんびりした空気と時間を感じ、北千住ってやはりいい街だな、なんて思いながら。

その後、仕事を終えてから、TRiPの3人でピアノレッスンをしたスタジオに行き、ピアノひとり練習をしてきました。いやはや急な土砂降りで、ピアノを運んでいる時に雨が降らなくてよかったです。

実は……3人で集まった時以来にピアノに触ります。ひとりピアノの前に座り「きらきら星」を何度も何度も繰り返す。1時間で一体何回弾いたんだろう。。。とにかく没頭して弾いていました。だんだん指も慣れ、譜面を見なくてもゆっくりゆっくり弾けるようになったかしらというところで時間切れ。あっという間でした。

肩から腕、指にかけてとても力んでしまっていたようで、終わった後は体がバキバキでしたが、すがすがしい疲れでとても気持ちよかったです。それにしても、久しぶりに仕事以外で、こんなに没頭したかもしれません。没頭すると時間が経つことを忘れるので、まさにトリップしたような気持ちになりますね。


(文・本屋しゃん)

【プロフィール】
本屋しゃん(ほんやしゃん)

「本好きとアート好きと落語好きって繋がれると思うの」。そんな想いのもと、さまざまな文化や人や好きという気持ちを「つなぐ」企画を。展覧会/ブックフェア/落語会企画、執筆等。ジャンルを越えて奮闘中。新潟出身、北千住住。バナナ、日本酒が好き。

twitter: https://twitter.com/honyashan
instagram: https://www.instagram.com/honyashan/

関連記事

【TRiPの人たちとは】

「TRiP」は、柳家あお馬(落語家)、渡邉晃(太田記念美術館 学芸員)、本屋しゃんの3人が作る「落語と浮世絵が出会う落語会」の名前であり、チーム名です。それぞれ活動するフィールドは違えど、「落語と浮世絵」をジャンルを横断することでもっと楽しんでほしい! そして、双方の魅力を広げたい! という想いのもとチームを結成しました。「TRiPの人たち」では、あお馬、晃、本屋しゃんが一体どんな人なのか、普段はどんなことをしているのかなど、メンバー三人のそれぞれの活動やなんでもない日常をお届けしていきます。TRiPをもっと楽しんでいただくための、ふりかけのような、そんなブログです。

【これまでのTRiP】

-TRiPの人たちーあお馬・晃・本屋しゃん, 企画記事, 落語会
-, , ,

執筆者:

関連記事

TRiPの人たちー本屋しゃん#04
屋号「本屋しゃん」 について

「次のTRiPはいつですか~」というお声をよくいただき、「ああ、楽しみにしていただいているんだなあ」と幸せをかみしめるとともに、次回に向けてもバッキバキに気合入れていくぞ~燃えております。次回は秋頃を …

TRiPの人たちー柳家あお馬#01
「あお馬の宝物 その1」

今日はあお馬の宝物をご紹介します。「林家二楽師匠による紙切り」私と師匠小せんと馬です。 あお馬が二ツ目に昇進した披露目の寄席で、お客様のNさんが林家二楽師匠に注文してくださり、後日ご厚意でお譲りしてい …

【企画記事】手紙19:一條宣好さま「南方熊楠は落語が好きだろうなと直感したこと」中村翔子より(2024年2月6日)

一條宣好さま 2024年2月6日(火)雪の日の次の日 東京に雪が降りました。はじめはみぞれかな? と思ったのですが、だんだんと「雪」になり、あれよあれよという間に東京の町が真っ白に。雪化粧。雪国出身の …

\本屋しゃんのお店に新しく仲間入り!『塔を下から組むー北海道百年記念塔に関するドローイング展 記録冊子』/

『塔を下から組むー北海道百年記念塔に関するドローイング展 記録冊子』が本屋しゃんのお店に新しく仲間入りをしました。 「塔を下から組むー北海道百年記念塔に関するドローイング展」とは、2018年11月1日 …

TRiPの人たちー本屋しゃん#01
「はじめての紙切り注文」

あお馬さんの宝物、「林家二楽師匠による紙切り」のステキなお話を受けて、わたしも我が家の紙切りをご紹介。鈴々舎馬るこ師匠がトリを務められた上野 鈴本演芸場 2023年2月上席夜の部へお邪魔した際に、林家 …