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香りの演出を行う演目が決まりました!
三遊亭らっ好が噺す『湯屋番』に合わせてPerfumer KoがフレグランスDJ(香りの演出)を行います。
一体どのように落語と香りが絡むのか、ジャンルを越えたセッションをお楽しみに!
三遊亭らっ好の落語と香りとアートの共演
「おかえりなさい『えんぎやど』へ」@旅館 澤の屋のイベントとして、「三遊亭らっ好の落語会『えんぎらくご』」を開催します。会場は、旅館 澤の屋から目と鼻の先にある「KOKESHI GALLERY」。会場には、「えんぎやど」参加のアーティスト エリカ・ワードと境 貴雄の作品を特別に展示するとともに、Perfumer Kō がフレグランスDJとして、らっ好の落語に合わせて香りの演出をします。まさに落語とアートと香りが共演する落語会です。
ちょっと思い出話をさせてください。
2021年9月某日。「ようこそ『えんぎやど』へ」開催中のある日のことである。
ふらっと会場に入ってきたその方は、「えんぎやど」の展示作品をひとつひとつ、丁寧に観てくれている。嬉しいなと思っていると、次に、その方は、旅館 澤の屋の食堂にある飾り棚に近づき、そこに陳列してあった「佐世保ごま/喧嘩独楽」を発見し、嬉しそうに眺め出した。日本全国、世界各国から旅人が集まる旅館 澤の屋さんには、旅人が来訪記念にと置いていかれた民芸品や土産物が所せましと並んでいるのだ。「触ってもいいですか?」とその方は一言断りを入れ、大事そうに独楽を愛でる。作品を観る真剣な眼差しと言い、独楽を喜ぶ様子と言い、ただ者ではないな…と思わず声をかけた。「ご自身も作品を作られているのですか?」。するとその方は「いえ、落語家です」と。
そう、この方こそが、三遊亭らっ好さんだったのです。らっ好さんの故郷は長崎の佐世保。そして、現在は谷中を拠点に活躍中。なるほど、そりゃあ、旅館 澤の屋にある佐世保ごまに目がいくわけです。これも何かのめぐり合わせ。
こうして「ようこそ『えんぎやど』へ」でご縁がつながったらっ好さんに、ぜひ「おかえりなさい『えんぎやど』へ」で、落語会をしていただきたいと相成り、「えんぎらくご」が誕生しました。
三遊亭らっ好の落語は、優しさや弱さもかっこ悪さも含めて人間らしい部分が豊かに広がります。
当の本人も、落語を筆頭に、銭湯/サウナ、魚釣りに料理、お酒…と好きなことに全力疾走する姿は、まるで落語の世界の住人さながら。
今回は、そんな三遊亭らっ好の落語と「えんぎやど」のアーティストたちの共演です。落語とアートと香りが出会う時、一体どんな空間が立ちあがるのか、落語がどのように動き出すのか、「えんぎらくご」をどうぞお楽しみください。
三遊亭らっ好の落語を通じて、みなさまと素敵なご縁がつながりますように。
基本情報
おかえりなさい「えんぎやど」へ落語会
三遊亭らっ好「えんぎらくご」
日程:2024年9月23日(月・祝)
時間:17:00開場、17:30開演
場所:KOKESHI GALLERY (東京都文京区根津2-34-24)
アクセス:東京メトロ千代田線「根津駅」から徒歩5分
木戸銭:2500円 ※事前決済制
※本落語会は日本語のみです。※ Plays only in Japanese with no subtitles.
※ご購入前に以下のご案内と注意事項を必ずお読みください。
【お申込み/事前決済方法について】
※お支払いはクレジットカード・デビッドカード、またはpaypalをご利用いただけます
※クレジットカード・デビッドカード、PayPalでのご入金、事前決済が難しい方はお気軽に「info@honyashan.com」までご連絡ください。
【お申込み前に必ずご一読をお願いします】
※チケットの郵送はいたしません。
※お申込み後、事務局より受付完了メールをお送りします。「info@honyashan.com」からのメールを受信できるメールアドレスの登録をお願いします。
※受付完了メールは会終了まで大切に保管してください。
※当日受付でお名前をお申し付けください。受付完了メールのご提示をお願いする場合がございます。
※公演自体の中止・延期の場合を除き、原則キャンセル・払い戻し対応はいたしかねます。
落語/RAKUGO
三遊亭らっ好(さんゆうてい らっこう)
1991年長崎県佐世保市出身。
ホームグラウンドは台東区の谷中。
落語の登場人物の「人間的弱さ」をいかに豊かに表現するかを大切に噺している。
銭湯/サウナ、魚釣りに料理、お酒…と好きなことに全力疾走する人間らしい姿は、まるで落語の世界の住人さながら。
今日もどこかで、落語の、人間の魅力を伝えに奮闘中。
2013年に三遊亭好太郎に入門し、2016年に二ツ目昇進。
2023年4月より、毎週木曜日18:00〜佐世保はっぴぃFM「おんぶにらっ好」にてラジオパーソナリティを務めるなど、
さまざまな方面で活躍。ちなみに、芸名の由来はラッコに似ているから。
HP: http://rakkou.com/
instagram: https://www.instagram.com/rakkosanyutei/
X: https://twitter.com/sanyuteirakko
香り/Perfume
三遊亭らっ好の落語に香りで演出をします。
調香師 コウ/Perfumer Kō
国内、外資、香料会社で16年間パフューマーとして従事、自由な創作場所を求めて独立。香り付きの本の制作、香りのパフォーマンスなど香りを通して新しい価値を創造。
instagram:https://www.instagram.com/perfumer_ko/
アーティスト/Artist
「えんぎやど」参加アーティストの作品を展示します
エリカ・ワード/Erica Ward
エリカ・ワードはカリフォルニア生まれ、東京在住の水彩アーティスト。
日本のデザインや「和」にインスピレーションを感じ、作品のモチーフとしてよく用いる。
作品の中で日常的な物をシュールに合わせることで、身の回りにある物が美しいもの、そして文化的なシンボルであるのではないかと見る者に問いかける。
HP: ericawardart.com
Instagram: https://www.instagram.com/erica.ward.illustration/
x: https://twitter.com/ericaeward
境 貴雄/Takao Sakai
東京生まれ。東京藝術大学大学院修士課程デザイン専攻を修了。在学中より和菓子や小豆をモチーフとした作品を発表し、2005年に開催されたオオタファインアーツでの展覧会を機に本格的なアーティスト活動をスタート。小豆をヒゲに見立てたファッション「アズラー」の仕掛け人であり、これまでに5000名以上のポートレートを撮影し、多くの芸能人がモデルとして参加。テレビやトークショーの出演、ラジオのパーソナリティ、雑誌や新聞の掲載、商業施設でのイベント、ファッションブランドとのコラボレーションなど、アート界のみならず様々なメディアで活動している。主な作品収蔵先は韓国のガナアートセンター、日本の高橋龍太郎コレクション。
HP: https://takaosakai.tumblr.com/
instagram: https://www.instagram.com/azurer_sakai/
x: https://twitter.com/takao_sakai
会場/Venue
KOKESHI GALLERY
東京の谷根千で築140年の古民家をリノベーション。
ポップアップスペースをレンタルしています。
個展、ワークショップ、ポップアップなどにお使いいただけます!
東京都文京区根津2-34-24
nezu2-34-24 ,Bunkyo-ku,Tokyo.Japan
東京メトロ千代田線「根津駅」から徒歩5分
JR「日暮里駅」から徒歩17分
instagram:https://www.instagram.com/kokeshi_gallery/
おかえりなさい「えんぎやど」へ 詳細
会期:2024年9月22日(日)〜10月13日(日) ※会期中無休
時間:14:00~18:00 ※金・土は19:00まで
※鑑賞いただける時間は澤の屋の営業時間と異なりますのでご注意ください
会場:旅館 澤の屋 1階(東京都台東区谷中2-3-11)
アクセス:千代田線 根津駅より徒歩約7分
入場料:無料
公式WEBページ:https://honyashan.com/welcome/okaerinasaiengiyado/
お問い合わせ
本落語会に関するお問い合わせや取材などは、以下までお願いいたします。
えんぎやど実行委員会
担当:本屋しゃん info@honyashan.com
主催:えんぎやど実行委員会
企画:本屋しゃん