第5回目のテーマは「雪」
第5回目は2024年11月16日開催。
今回のテーマは「雪」。
立冬を迎える11月。冬の足音がだんだん聞こえてくる季節。
雪月花と四季折々の自然の美しさが謳われるように、雪は時に脅威でありながらも、冬を代表する美のひとつでもあります。
では、落語と浮世絵では「雪」はどのように描かれるのでしょうか。
雪の冷たさや寒さ、そして白さ…これらを言葉や絵で表現するのはとても難しそうですが、どうやら落語にも浮世絵にも「雪」の豊かな表現があるようです。
さあ、今回も落語に浮世絵噺に、JAZZピアノに、寄席文字に……TRiPメンバー全員で、みなさまを異世界に、いや、銀世界に?! にお連れします。ぜひ、一緒にTRiPしにいらしてください。
落語と浮世絵が出会う落語会「TRiP」とは
「TRiP」は、柳家あお馬、渡邉晃、本屋しゃんの3人が作る「落語と浮世絵が出会う落語会」です。
それぞれ活動するフィールドは違いますが、3人が「落語と浮世絵」の架け橋となり、ジャンルを越えて、落語と浮世絵を横断することで、もっと双方を楽しんでほしい! そして、落語と浮世絵の魅力を広げたい! という想いのもとチームを結成しました。
毎回ひとつテーマを決めて、柳家あお馬は落語で、渡邉晃は浮世絵噺で応え、落語と浮世絵をたっぷりとお楽しみいただきます。
身体と言葉、そして扇子と手ぬぐいだけで、登場人物の立場や人柄、性格を演じ、時間や季節など、その場の情景を表現し、鑑賞者の想像力を掻き立てる「落語」。
絵師のセンスと想像力、職人たちの巧みな技が重なり合い、時を越えても、色あせることなく、当時の風俗、そして浮世の世界へ旅させてくれる「浮世絵」。
落語も浮世絵も、江戸時代に生まれました。そして、両者とも、何でもない普通の生活の愛おしさに気づかせてくれるとともに、「江戸時代・文化」そして「異世界」へと導いてくれる芸術ではないでしょうか。「TRiP」は、そんな落語と浮世絵の架け橋となり、みなさまに、時を越えた、想像力あふれる旅へとお連れします。
会場は、江戸時代からの宿場町・北千住に位置する築約100年の「仲町の家」
さあ、柳家あお馬はどんな落語を、そして渡邉晃はどんな浮世絵を選ぶのか?!
みなさんも一緒に、仲町の家で、江戸時代に、異世界にTRiPしましょう!
基本情報/お申込み
「TRiP ー落語×浮世絵ー」
第5回 テーマ:雪
開催日 2024年11月16日(土)
時間 18:00開場、18:30開演〜20:30終演予定
※18:00~開演時間までOPENING ACT 渡邉晃によるJAZZピアノ
※終演時刻は進行により、多少前後する可能性があります。
会場 仲町の家 (〒120-0036 足立区千住仲町29-1)
アクセス 北千住駅より徒歩約10分
参加費 2,800円(税込) ※事前決済
【お申込み/事前決済方法について】
※支払いはクレジットカード・デビッドカード、またはpaypalをご利用いただけます。
※こちらの決済方法が難しい方はお気軽に「info@honyashan.com」までご連絡ください。
【お申込み前に必ずご一読をお願いします】
※チケットの郵送は致しません。
※お申込み後、実行委員会より受付完了メールをお送りします。「info@honyashan.com」からのメールを受信できるメールアドレスの登録をお願いします。
※受付完了メールは会終了まで大切に保管してください。
※当日受付にてお名前をお申し付けください。受付完了メールのご提示をお願いする場合がございます。
※公演自体の中止・延期の場合を除き、原則キャンセル・払い戻し対応は致しかねます。
落語
柳家あお馬(やなぎやあおば)
1989年神奈川県出身。より多くの人に落語を楽しんでいただきたいという想いから、寄席や落語会に精力的に出演中。失敗しがちな落語の住人に、人間的な愛嬌を感じさせてくれる存在として、魅力を感じている。そんな「落語の可笑しみ、登場人物の愛らしさを素直に表現できるような噺家」を目指している。
2014年柳家小せんに入門
2015年楽屋入り落語協会の前座となる
2019年前座修業を終えて二ツ目に昇進2021年大和市文化芸術未来賞受賞
WEBサイト: https://yanagiya-aoba.com/
X: https://twitter.com/yanagiyaaoba
浮世絵噺
渡邉晃(わたなべあきら)
太田記念美術館上席学芸員。博士(芸術学)。「生誕250年記念 歌川豊国」「江戸の凸凹」「江戸の土木」などの展覧会を担当。著書に『江戸の悪』(青幻舎)、『浮世絵でたどる!江戸の凸凹地形散歩』(山川出版社)、『写楽SHARAKU』(角川ソフィア文庫)ほか。学芸員としての傍ら、ジャズピアニストとして都内のジャズスポットを中心に活動を続けている。第38回浅草ジャズコンテストファイナリスト。NHKBSプレミアム「名画の暗号」にてアン・サリーとピアノ・デュオで共演。かわさきジャズ2024ジャズアカデミー出演ほか。
太田記念美術館WEBサイト:http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/
太田記念美術館twitter : https://twitter.com/ukiyoeota
題字・メインヴィジュアル
題字・メインヴィジュアルともに柳家あお馬がTRiPのために描きました。
題字
「i」を小文字にして「人」のように見立て「TRiP」の中に紛れ込ませることで、異世界を漂う旅人をイメージしました。
メインヴィジュアル
落語と浮世絵、江戸と現代、現実と想像の架け橋になるという想いを込めた一枚です。大きな橋が古今の江戸をつなぎ、TRiPマスコットキャラクターであるトリ吉が乗っている浪は、葛飾北斎「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」から着想を得ています。大きな浪に乗って、ジャンルや時代の壁を乗り越えていきます。
案内人
トリ吉(とりきち)
みなさんを落語と浮世絵の世界に誘う、道先案内人。生みの親である柳家あお馬のような落語家になることが夢で、日夜、稽古に励んでいる。
好きな食べもの:塩大福
嫌いな食べもの:焼き鳥
亀まろ
ブー太
ぞう蔵 師匠
会場
アートアクセスあだち 音まち千住の縁 仲町の家
市民参加型まちなかアートプロジェクト「音まち千住の縁」が運営する千住の文化サロン「仲町の家」(なかちょうのいえ)は、千住仲町エリアにある戦前に建てられた日本家屋。千住のまちをつくった祖先のひとり、石出掃部介吉胤(いしでかもんのすけよしたね)のご子孫が大切に守ってこられた美しい日本家屋と、緑あふれる庭が広がる情緒深い空間です。ここに集う人々が交流し、新たな活動の種が育つ芸術活動創造拠点としてオープンしています。
仲町の家 公式WEBサイト:https://aaa-senju.com/p/10011
音まち千住の縁twitter:https://twitter.com/aaa_senju
アクセス
アートアクセスあだち 音まち千住の縁 仲町の家
〒120-0036 足立区千住仲町29-1
※仲町氷川神社の向かいにある石畳の門扉の先です。
北千住駅より徒歩約10分
・JR:西口
・私鉄/東京メトロ:出口1(千住警察署方面 )
駅から仲町の家まで、北千住の町のお散歩をどうぞお楽しみください。
ご案内とお願い
・お席は自由席。先着順です。
・会場は畳敷きです。靴を脱いでおあがりいただきます。
・落語会中の許可のない録音、録画、写真撮影はご遠慮ください。
・公演自体の中止・延期の場合を除き、原則キャンセル・払い戻し対応は致しかねます。
・今後の状況の変化に応じて、延期など、予定を変更する場合があります。本ウェブサイトやSNS(twitter @honyashan)にて最新情報をお伝えするのでご確認ください。
お問い合わせ
本イベントに関する「お問い合わせ」「取材のお申し込み」は、以下までお願いいたします。
本屋しゃん/中村 info@honyashan.com
メディア掲載
ご紹介いただきありがとうございます!ぜひ各サイトを訪問してみてください。素敵な情報に出会えるはずです。 ※順不同
主催:TRiP実行委員会
企画:本屋しゃん
※本落語会は、「アートアクセスあだち 音まち千住の縁 拠点形成事業 パイロットプログラム」の一環で実施しています。
アーカイブ
これまでの会の詳細やレポートを掲載しています。
ブログ
「TRiP」メンバーの柳家あお馬、渡邉晃、本屋しゃんが一体どんな人なのか、普段はどんなことをしているのかなど、メンバー三人のそれぞれの活動やなんでもない日常をお届けしています。