※日程変更のお知らせ※
当初11/30(木)の開催予定でしたが、メンバーの体調不良により「2023年12月2日(土)」に変更となりました。ご予定いただいていたみなさまにはご迷惑をおかけし申しわけありません。何卒よろしくお願い申し上げます。12月2日にお会いできることを楽しみにお待ちしています。
〈無為フェスvol.02 芸術のアブ〉で
落語会の舞台裏を表舞台でやってみる実験
わたしたち「TRiP」は、落語と浮世絵をかけあわせて、双方の魅力を発信すべく、柳家あお馬、渡邉晃、本屋しゃんの3人で発足したチームです。 年に数回、千住の仲町の家で落語会「TRiPー落語×浮世絵ー」を開催しています。 毎回、ひとつテーマを決めて、あお馬は落語で、渡邉は浮世絵で応えます。
より、おもしろい会にしていくために、定期的にメンバーで集まって作戦会議の場を設け、話し合いを重ねています。
今回は、〈無為フェスvol.02 芸術のアブ〉に参加をし、「落語会の舞台裏の表」と題して、落語会の舞台裏である作戦会議を表舞台でやってみるという実験です。 基本はメンバー同士の作戦会議の公開ですが、見学OK! お客さまに会議に混ざっていただいてもOK! いつも落語会のことだけでなく江戸の芸術について、落語と浮世絵の表現についてなど、いろいろなところまで話がおよぶので、一緒に落語や浮世絵のことを語り合えたら嬉しいです。
主に2023年11月4日に開催した第3回 テーマ:侍(サムライ)の反省会と次回のテーマ決めを中心に話し合う予定です。
さてさて、舞台裏を表に出すことで何が起こるのか、新しいアイデアは湧くのか?! お気軽に「落語会の舞台裏の表」を覗きにいらしてください。
落語と浮世絵が出会う落語会「TRiP」とは
柳家あお馬(落語家)、渡邉晃(太田記念美術館学芸員)、本屋しゃん(企画家)の3人が集まって「落語と浮世絵」が出会う落語会シリーズ「TRiP」が誕生しました。毎回ひとつテーマを決めて、柳家あお馬は落語で、渡邉晃は浮世絵レクチャーで応え、2人のトークで落語と浮世絵が絡み合います。
身体と言葉、そして扇子と手ぬぐいだけで、登場人物の立場や人柄、性格を演じ、時間や季節など、その場の情景を表現し、鑑賞者の想像力を掻き立てる「落語」。
絵師のセンスと想像力、職人たちの巧みな技が重なり合い、時を越えても、色あせることなく、当時の風俗、そして浮世の世界へ旅させてくれる「浮世絵」。
落語も浮世絵も、江戸時代に生まれました。そして、両者とも、何でもない普通の生活の愛おしさに気づかせてくれるとともに、「江戸時代・文化」そして「異世界」へと導いてくれる芸術ではないでしょうか。「TRiP」は、そんな落語と浮世絵の架け橋となり、みなさまに、時を越えた、想像力あふれる旅へとお連れします。
無為フェスとは
「BUoY地下・無為(ぶい)開放プロジェクト」と称してBUoYの地下スペースを3週間、アーティストに向けて開放し「なにもしない」も含めて自由に創作や実験を行う。
https://note.com/buoy_tokyo/n/n55a24b64dd7d
基本情報
〈無為フェスvol.02 芸術のアブ〉参加企画
「TRiP ー落語×浮世絵ー」 実験編
落語会の舞台裏の表
開催日 2023年11月30日(木)
→2023年12月2日(土)
時間 19:30〜20:30 ※出入り自由
会場 BUoY (足立区千住仲町49-11)
参加費 無料
主催:無為フェス/BUoY
BUoY公式WEBサイト
https://buoy.or.jp/program/231111_b1f/
TRiPメンバー
柳家あお馬(やなぎやあおば)
1989年神奈川県出身。より多くの人に落語を楽しんでいただきたいという想いから、寄席や落語会に精力的に出演中。失敗しがちな落語の住人に、人間的な愛嬌を感じさせてくれる存在として、魅力を感じている。そんな「落語の可笑しみ、登場人物の愛らしさを素直に表現できるような噺家」を目指している。
2014年柳家小せんに入門
2015年楽屋入り落語協会の前座となる
2019年前座修業を終えて二ツ目に昇進2021年大和市文化芸術未来賞受賞
WEBサイト: https://yanagiya-aoba.com/
twitter: https://twitter.com/yanagiyaaoba
渡邉晃(わたなべあきら)
太田記念美術館上席学芸員。博士(芸術学)。「没後150年記念 歌川国貞」「生誕290年記念 勝川春章」「江戸の凸凹」「江戸の土木」などの展覧会を担当。著書に『江戸の悪』『江戸の女装と男装』(青幻舎)、『浮世絵動物園』(共著、小学館)ほか。学芸員としての傍ら、ジャズピアニストとしての活動も続けている。都内のジャズスポットを中心に演奏を行うほか、自己のバンドにて第39回浅草ジャズコンテストのファイナル出場。NHKBSプレミアム「名画の暗号」にてアン・サリーとピアノ・デュオで共演。
太田記念美術館WEBサイト:http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/
太田記念美術館twitter : https://twitter.com/ukiyoeota
本屋しゃん
「本好きとアート好きと落語好きって繋がれると思うの」。そんな想いのもと、さまざまな文化や人や好きという気持ちを「つなぐ」企画を。展覧会/ブックフェア/落語会企画、執筆等。ジャンルを越えて奮闘中。新潟出身、北千住住。バナナ、日本酒が好き。
twitter: https://twitter.com/honyashan
instagram: https://www.instagram.com/honyashan/
トリ吉(とりきち)
みなさんを落語と浮世絵の世界に誘う、道先案内人。生みの親である柳家あお馬のような落語家になることが夢で、日夜、稽古に励んでいる。
好きな食べもの:塩大福
嫌いな食べもの:焼き鳥
(画・柳家あお馬)
会場/アクセス
BUoY
〒120-0036 東京都足立区千住仲町49-11
アクセス:東京メトロ千代田線・日比谷/JR常磐線/東武スカイツリーライン「北千住」駅出口1より徒歩6分、西口より徒歩8分
2階は元ボウリング場、地下は元銭湯の廃墟ほぼそのままの、アトリエ・稽古場・ギャラリー・カフェを擁するアートスペース。詩、建築、演劇、ダンス、音楽、飲食、映像、現代美術といった多様なジャンルのコラボレーションにより、社会的無意識との出会いを創造している。
お問い合わせ
「落語会の舞台裏の表」に関する「お問い合わせ」は、以下までお願いいたします。
本屋しゃん/中村 info@honyashan.com