笑福亭羽光 「本から生まれた落語」の会
第2回:ポール・オースター『幽霊たち』から生まれた落語 「落語家と探偵」 ー2024年8月29日(木)@BOOKSHOP TRAVELLER

本から生まれた落語

落語家・笑福亭羽光が「本」を元に創作した「落語」をお届けする落語会をはじめます。
本が好きな人、本屋さんが好きな人のための落語会です。

創作落語を得意とする落語家・笑福亭羽光は少年時代から大の読書好き。そんな羽光の落語創りには、いつも「本」が寄り添っています。独自の視点でその本のおもしろさやメッセージを解釈そして抽出し「本」を「落語」に仕立て上げます。まさに「本から落語」が生まれるのです。

本会では、毎回、「本から生まれた落語」をひとつ選び、噺すとともに、その落語がどのように生まれたのか、創作の舞台裏を聞く座談の時間も設けます。聞き手は本屋しゃん。

第2回目はポール・オースター(1947~2024、アメリカ)の『幽霊たち』から着想を得て創作した落語「落語家と探偵」をお届けします。本邦初公開、ネタおろしです。

『幽霊たち』は、『ガラスの街』、『鍵のかかった部屋』と並び、「ニューヨーク三部作」と称されるオースターの初期の代表作のひとつです。舞台は1947年のニューヨーク。ある日、私立探偵のブルーのところに、ホワイトという謎の男からブラックという男の監視の依頼が舞い込むのですが…。
果たして羽光の手によってどのような落語になったのでしょうか?!

『幽霊たち』を読んだことがある方も、ない方も、本が好きな方も、たまに読むくらいかなという方も、落語が日常にある方も、はじめての方も、「本と落語」の邂逅をお楽しみください。

小説とは、ストーリー展開を楽しむモノだとおもっていた。オースターを知り、文章を味わう楽しみを知った。あらすじを紹介する動画や、3分で語る文学系ユーチューブがはやっているが、今改めて小説の楽しみ方を問いたい。

笑福亭羽光

基本情報

笑福亭羽光 「本から生まれた落語」の会
第2回:ポール・オースター『幽霊たち』から生まれた落語 「落語家と探偵」

開催日:2024年8月29日(木)
時間:19:30開場、20:00開演 ※落語は二席を予定
会場:BOOKSHOP TRAVELLER
(〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷1丁目9−14 )

参加費:2500円(税込) ※事前にチケットをご購入下さい


※ご購入前に以下のご案内と注意事項を必ずお読みください。


【チケット購入方法について】
※お支払いはクレジットカード・デビットカード、またはpaypal(クレジットカードやデビッドカードをご利用いただけます))
※ネット決済、事前決済が難しい方はお気軽に「info@honyashan.com」までご連絡ください。

【チケットご購入前に必ずご一読をお願いします】
※チケットの郵送はいたしません。
※チケットご購入後、事務局より受付完了メールをお送りします。「info@honyashan.com」からのメールを受信できるメールアドレスの登録をお願いします。
※受付完了メールは会終了まで大切に保管してください。
※当日受付でお名前をお申し付けください。受付完了メールのご提示をお願いする場合がございます。
※公演自体の中止・延期の場合を除き、原則キャンセル・払い戻し対応はいたしかねます。


落語

笑福亭羽光

しょうふくていうこう


奇妙でノスタルジックな世界へ導く新作落語家。読書家としても知られ、とりわけSF小説を愛読し、本や映画をモチーフにした創作落語で異彩を放つ。下ネタも華麗に落語にしてしまう。代表作は多層構造のメタ落語「ペラペラ王国」や、自身の実体験を基にした「私小説落語」シリーズ。

1998年から4人組お笑いユニット「爆烈Q」として活動し、講談社週刊少年マガジンの第三十五回ギャグ漫画新人賞をきっかけに「のぞむよしお」のペンネームで漫画原作者としての活動を開始。2007年に 「爆烈Q」解散。同年に笑福亭鶴光に入門し、34歳で落語の道へ。2021年真打昇進。「ペラペラ王国」にて「第4回 渋谷らくご大賞 創作大賞」「2020年NHK新人落語大賞」を受賞。

WEBサイト: https://www.syoufukuteiukou.com/
twitter: https://twitter.com/syoufukuteiukou

写真 撮影:RENA

ブックフェア開催

笑福亭羽光「本から生まれた落語の会」第2回開催記念ブックフェア

落語家が魅せられた
ポール・オースター


本落語会の開催を記念して、ポール・オースターの作品を集めたブックフェアを開催します。笑福亭羽光と本屋しゃんが一番「好き!」なオースター作品も紹介するので、お楽しみに!


会期:2024年8月22日(木)~9月9日(月) ※火・水お休み
場所:BOOKSHOP TRAVELLER 1階平台

参考文献

ポール・オースター/著 、柴田元幸/訳
『幽霊たち』
(新潮文庫刊)

会場

BOOKSHOP TRAVELLER

BOOKSHOP TRAVELLERとは独立書店を応援する活動BOOKSHOP LOVER主宰の和氣正幸が営む「本屋のアンテナショップ」です。

少しずつ増えつつある独立書店の存在をもっと多くの人に広めるために始めました。そのために、全国各地の実店舗のある本屋、無店舗ながらイベント出店やインターネットで活動する本屋をはじめ、作家、zine/リトルプレスの著者、出版社、ブックカバー作家など本に関わるすべての人を広義の「本屋」と捉え、当店に出店していただいています。

さらに、本屋を目当てに各地を訪ねる「ブックショップトラベル」という、カルチャーを全世界に広めるための発信基地でもあります。

この場所で様々な本屋を知っていただくことで、実際に各地の本屋に行って欲しい。本屋という劇場をもっと楽しむために。BOOKSHOP TRAVELLERは今日も日々を営んでいます。

https://traveller.bookshop-lover.com/

アクセス

BOOKSHOP TRAVELLER
〒157-0072
東京都世田谷区祖師谷1丁目9−14
(2階建て5軒長屋の一番右の店)

最寄り駅:祖師ヶ谷大蔵
北口 ウルトラマン像方面

祖師ヶ谷大蔵散歩を楽しんでください。
https://traveller.bookshop-lover.com/

ご案内とお願い

・お席は自由席。先着順です。
・落語会中の許可のない録音、録画、写真撮影はご遠慮ください。
・ 無断キャンセルはお控えください。やむをえない理由でキャンセルをされる方は必ずご連絡をお願いいたします。

・今後の状況の変化に応じて、延期など、予定を変更する場合があります。本ウェブサイトやSNS(X @honyashan)にて最新情報をお伝えするのでご確認ください。

お問い合わせ

本イベントに関するお問い合わせは、以下までお願いいたします。

事務局
本屋しゃん/中村 info@honyashan.com

主催:本から生まれた落語会実行委員会
企画:本屋しゃん

写真 撮影:RENA

これまでの「本から生まれた落語会」

笑福亭羽光 「本から生まれた落語」の会
第1回:中島敦『山月記』から生まれた落語 「落語家変身譚」 ー2024年5月24日(金)
https://honyashan.com/welcome/honkaraumaretarakugo01/

レポート: https://honyashan.com/2024/06/report-honkaraumaretarakugo01/

本屋さんで開催した笑福亭羽光の落語会アーカイブ

BOOKSHOP TRAVELLER落語会
笑福亭羽光 「SFトラベラー」ー2023年6月16日(金)
https://honyashan.com/%e4%bc%81%e7%94%bb/shofukuteiuko-sftraveller-20230616/

まちの本屋さんで、まちの落語会
笑福亭羽光 「本から生まれた落語」 ー2023年9月24日(日)@SANJO PUBLISHING ・新潟県三条市
https://honyashan.com/%e4%bc%81%e7%94%bb/shofukuteiuko-sanjopublishing-20230924/

笑福亭羽光「今時書店落語会」ー2022年6月12日(日)・新潟県新潟市
https://honyashan.com/welcome/20220612imadokishoten-rakugokai/

笑福亭羽光師匠と本屋しゃんは、全国の本屋さんや図書館、美術館のライブラリーなどなどで、本と落語をつなげて楽しめる機会を作っていきたいという想いです。落語会開催したいな、興味あるなという方はお気軽にお声がけください(窓口:本屋しゃん info@honyashan.com)

「SFトラベラー」@BOOKSHOP TRAVELLER(東京)
「本から生まれた落語」@sanjo publishing(新潟)
「今時書店落語会」@今時書店(新潟)

投稿日:2024-07-01 更新日:

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