「遅四グランプリ 机上の空論大会~わが遅対性理論~」ー2024年6月8日(土) ~6月10日(月)@仲町の家・北千住

千住に「遅」再び。

「第4回 遅四グランプリ 千住・仲町の家大会〜遅の細道〜」に続き、仲町の家で第2回目となる「遅四グランプリ」を3日間にわたり開催します。題して「遅四グランプリ 机上の空論大会~わが遅対性理論~」です。いつもは、遅いミニ四駆マシン=遅四マシンを持ち寄って、その遅さを競う「遅四グランプリ」ですが、今回は「遅アイディア」で競争をします。みなさまの内なる遅、「わが遅対性理論」を発表していただき、机上の空論の「最遅」を決めます。

会期中は、大会をはじめ、大会に使用する資料や成果物の展示、遅四グランプリのエキシビジョンコースの設置、さらに遅実験映像を一堂に展示する「遅実験映像祭」や「遅四音頭」生演奏など…展示やイベントを盛りだくさんでお届けします。

他にも、前回の仲町の家大会で編み出された「遅句会」や、仲町の家にお住まいだった仲良し四姉妹が「野点」を嗜まれていたことをリスペクトし「野遅」も開催します。


仲町の家は、集まった人々が、誰に言われるでもなく、自然と畳の上や縁側に座ったり寝転がったりしてしまう、仲町の家ならではの穏やかな時間が流れます。まさに、「遅」を楽しむのにふさわしい場所。今回も仲町の家のゆっくりした時間の流れに身をゆだねながら、「遅」を楽しみ、「遅」を遊びましょう。

基本情報

「遅四グランプリ 机上の空論大会~わが遅対性理論~」
会期: 2024年6月8日(土)~6月10日(月) 3日間
開室時間:10:00~17:00
※展示は開室時間に自由にご覧いただけます 
※イベントや大会の詳細は、それぞれの項目をご覧ください
会場 仲町の家 (〒120-0036 足立区千住仲町29-1)
入場料:無料 ※イベントは一部有料

【内容】
①[大会]「遅四グランプリ 机上の空論大会~わが遅対性理論~」 2024年6月8日 14:00~(無料)
②[展示]大会のためのプレゼン資料展示&成果展示 
③[展示]遅映像実験祭 場所:離れ茶室
④[展示]遅四グランプリ エキシビションコース  
⑤[イベント]歩時レネによる遅四音頭など生演奏 2024年6月8日 大会終了後(投げ銭制)
⑥遅四グランプリ公式グッズ販売
★そのほか:遅句会、野遅など、遅イベントを随時開催予定(参加無料)


[大会]
「遅四グランプリ 机上の空論大会~わが遅対性理論~」

日程:2024年6月8日(土)
時間:14:00~(受付13:00~)
参加料:無料 ※見学も自由
場所:仲町の家の大広間

今回は遅四グランプリ初めての試みで、みなさまの「遅アイディア」で競争します。すぐに実現できないけれど…「こうしたらミニ四駆を遅く走らせることができるのではないか」、もしくは「こうしたら、世の中が遅くなるのではないか」「あれが速い(早い)から、遅くしてみると、きっとこうなる」などなど、広く「遅」についてのプレゼン大会です。「遅アイディア」はあるけれどマシンを作るのは難しとお考えだった方々にはもってこいの大会です。わが「遅対性理論」を聞いてほしい、みなさまのご参加をお待ちしています。いつか、机上の空論が現実化しますように(会長・島本了多)。


求ム!発表者!

・お題:どうしたらミニ四駆(広く、社会、宇宙などと捉えても可)を遅くできるか。あなたが考える「遅アイディア」を発表してください。

・参加条件:なし。どなたでもご参加OKです。遅アイディアが思いついた方はお気軽にご参加ください
・プレゼン方法:自由!!

口頭発表、ポスター発表、もちろん実際に遅四駆を走らせてもOK🙆‍♀️当日会場に来れない方は掲示物のみの参加やzoomでの参加も可能。事前にご質問ある方はお気軽にご相談ください。※当日はホワイトボードを準備します。


プレゼン時間:ひとり15分程度(あくまで目安)
・参加費:無料、見学も自由

・審査員:島本了多(遅四グランプリ会長 )、三原回(遅四グランプリ副会長 )、オーディエンス
・賞の種類:優勝、オーディエンス賞
表彰記念品:優勝者には島本了多・作のメダルを贈呈🎖

大会に発表者としてご希望の方は、以下のエントリーフォームにてご予約をお願いいたします。
突然思いついた! 方の当日参加も大歓迎です。

エントリーフォーム
以下、リンク先の「エントリーフォーム」より必要事項をご記入ください。
👉 https://forms.gle/49QE5YaiV2QvRAvE9

※エントリーいただいたら「受付完了メール」をお送りします。本メールをもってご予約完了です。ドメイン指定をされている方は「info@honyashan.com」からのメールの受信許可をお願いいたします。なお、ご予約をいただいてから3日経っても受付完了メールが届かない場合は、お手数ですがご一報をお願いいたします。
※受付完了メールが迷惑メールフォルダに振り分けられてしまうことがありますので、メールが届かない!という方、ご確認くださいませ。


[イベント]
歩時レネによる「遅四音頭」生演奏

日程:2024年6月8日(土)
時間:机上の空論大会終了後(夕方頃)
参加料:投げ銭制 
場所:仲町の家の大広間

「遅四グランプリ」のテーマソングとして「遅博2024~人類の進歩と遅延~」の際に生まれた「遅四音頭」。遅博2024では、耳に焼き付き、口ずさむ方が続出した愛され遅ソングです。今回は、本曲の作詞・作曲を手がけ、自ら歌も担当している歩時レネが「遅四音頭」ほか数曲をウクレレで生演奏します。ご予約不要、投げ銭制です。
机上の空論大会の最後に演奏するので、大会へのご参加、ご見学とともにぜひ、お楽しみください。みんなで遅しましょ~。


歩時レネ(ほときれね)

1998年生誕。東大阪出身、世田谷育ち。都立工芸高等学校アートクラフト科卒。
ペーパークラフター。

紙を素材にお花などを制作。細かい作業&おじさんを可愛く描くのが特技。

ときどき書道講師、ごく稀に音楽家もどき。

X:https://twitter.com/rene_hotoki
instagram: https://www.instagram.com/rene_hotoki/


遅四グランプリ実行委員会/出品アーティスト
プロフィール

遅四グランプリ実行委員会 会長
島本了多(しまもと りょうた)

1986年東京都生まれ。

アーティスト。第二次工芸家。常温焼窯元。工芸や陶芸などの既成の価値や概念の捉え直しを試みている。

陶を主の素材にしつつ、あらゆる材料と技法で制作をしている。自身の身体や、身体から出たものを素材にすることも多い。

主な展覧会に「第12〜15回岡本太郎現代芸術賞展 入選」「個展 生前葬(eitoeiko/東京)」「個展 第二次工芸(gallery N/名古屋)」「化け物展(青森県立美術館/青森)」「END RESULT(オンライン展示)」など。

遅四グランプリ企画者。第1回大会から全ての大会に於いて予選落ち。「21世紀は遅の世紀」と信じ「遅」の文化の発展に勤しんでいる。

X: https://twitter.com/shimamoto_ryota
instagram:https://www.instagram.com/shimamotoryohta/?hl=ja

遅四グランプリ実行委員会 副会長
三原回(みはらかい)

1987年東京都生まれ。

アーティスト。スノッブ。現代美食家。現代庭師。野心家。パラレルなコマーシャルギャラリーYUMI ADACHI CONTEMPORARY及び、YUMI ADACHI CONTEMPORARY MIAMI SHOWROOMチーフ・エグゼクティブ・オーガナイザー。 

「遅四グランプリ」には第1回から企画で参加し、遅四レーサーとしても「遅四グランプリ 神宮前予選大会 ~昨日の自分より遅く~」にて優勝。また「第3回 遅四グランプリ 〜速まるな遅まれ〜」の会場では 遅イズムの実践のための実験映画「椿三時郎」を特別上映した。競争の結果としての相対的遅よりも、この宇宙にただ存在する絶対的遅を探る遅原理主義者。湘南の連続遅刻魔。

公式WEBサイト: http://mihalab.jp/
X:https://twitter.com/Q_Mihara
instagram:https://www.instagram.com/q_mihara/

「遅四グランプリ」とは

「遅四グランプリ」は 2021 年に発案者の島本了多の呼びかけのもと三原回、吉田山、杉野晋平、硬軟、やんツーらが集まり始った一番遅いミニ四駆を決めるレース大会です。
これまで5回の世界大会と多くの地域大会や関連展示などの活動を続けてきました。
我々は「速い(早い)」ことが持て囃される加速主義社会の現代において、競争という資本主義の基本システムを採用しつつも、「遅い」ことの美学に着目した「遅イズム」を提唱しています。
そしてミニ四駆のレースだけにとどまらず、アート、工芸、映画、音楽、文学、食、服飾、漫画、落語、伝統文化などあらゆるジャンルの文化活動への多角的進出を目指します。

公式instagram: https://www.instagram.com/slow_mini_4wd_gp/

ロゴデザイン:前畑裕司

遅四グランプリ活動略歴

■2021年4月18日「第 1 回 遅四グランプリ」
優勝:該当者なし / 会場:西荻窪天空コース

■2022年4月17日「第 2 回 遅四グランプリ ~ 速いのはもう遅い ~」
優勝:やんツー 、奨励賞:OKA/YU / 会場:ソノ アイダ

■2022 年 7 月 23 日 – 8 月 28 日
ICC キッズ · プログラム「どうぐをプレイする Tools for Play」内 やんツー セクションにて歴代の遅四マシンを展示 会場:ICC

■2022年11月20日「遅四グランプリ 神宮前予選大会 ~昨日の自分より遅く ~」
優勝:三原回 / 会場:ニュースペース パ

■2023 年 1月 16 日 – 20 日「遅四グランプリ 関西予選大会 ~そんな急いでどこいかはりますの? ~」
優勝:伊籘(Yī téng)/ 会場:京都芸術大学

■2023年2月12日「第 3 回 遅四グランプリ ~速まるな遅まれ~」
優勝:伊籘(Yī téng)/ 会場:あをば荘 、YUMI ADACHI CONTEMPORARY

■2023年7月16日「第4回 遅四グランプリ 仲町の家大会~遅の細道~」
優勝:伊籘(Yī téng)、teshnakamura  会場:仲町の家

■2024年3月31日「第5回 遅四グランプリ TARO賞大会~自分の中に遅を持て~」
優勝:ミオ /遅ノーベル賞(アイディア部門):やんツー/遅TARO賞(造形部門):大洲大作/アマチュア部門 優勝:杉野晋平
会場:遅博2024 パビリオン(川崎市岡本太郎美術館 TARO賞展会場)

会場

アートアクセスあだち 音まち千住の縁 仲町の家

市民参加型まちなかアートプロジェクト「音まち千住の縁」が運営する千住の文化サロン「仲町の家」(なかちょうのいえ)は、千住仲町エリアにある戦前に建てられた日本家屋。千住のまちをつくった祖先のひとり、石出掃部介吉胤(いしでかもんのすけよしたね)のご子孫が大切に守ってこられた美しい日本家屋と、緑あふれる庭が広がる情緒深い空間です。ここに集う人々が交流し、新たな活動の種が育つ芸術活動創造拠点としてオープンしています。

仲町の家 公式WEBサイト:https://aaa-senju.com/p/10011
音まち千住の縁 X:https://twitter.com/aaa_senju
仲町の家 instagram : https://www.instagram.com/nakacho_no_ie/

アクセス

アートアクセスあだち 音まち千住の縁 仲町の家

〒120-0036 足立区千住仲町29-1
※仲町氷川神社の向かいにある石畳の門扉の先です。

北千住駅より徒歩約10分
・JR:西口
・私鉄/東京メトロ:出口1(千住警察署方面 )


駅から仲町の家まで、北千住の町のお散歩をどうぞお楽しみください。

 

ご案内とお願い

・会場は畳敷きです。靴を脱いでおあがりいただきます。
・今後の状況の変化に応じて、延期など、予定を変更する場合があります。本ウェブサイトやSNS(twitter @honyashan)にて最新情報をお伝えするのでご確認ください。

お問い合わせ

本イベントに関する「お問い合わせ」「取材のお申し込み」は、以下までお願いいたします。
遅四グランプリ実行委員会  担当:本屋しゃん/中村 info@honyashan.com


主催:遅四グランプリ実行委員会

※本会は、「アートアクセスあだち 音まち千住の縁 拠点形成事業 パイロットプログラム」の一環で実施しています。

投稿日:2024-05-09 更新日:

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