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敷島書房の一條さんからお返事がとどきました。14通目。

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南方熊楠(みなかた・くまぐす 1867年5月18日 ー1941年12月29日)。

彼がどんな人なのかを一言で説明するのは難しすぎるし、彼の大海原のような好奇心や研究・探究心を一言に収めてしまうのは勿体無い気もする。

ごくごく簡単に紹介をすると、南方さんは、
明治時代に活躍をした生物学者で民俗学者。
熊楠の好奇心と研究領域は、変形菌、きのこ、密教、超常現象、妖怪、神社合祀反対運動、セクソロジー・・・と広大で無限大!!

敷島書房の一條宣好さんと本屋しゃんこと、私、中村翔子は、それぞれの人生の然るべきそれぞれのタイミングで、ひょんなことから南方熊楠に出会いました。

最初は、2人とも「南方熊楠」を読むこともままならなかったが、互いに熊楠に惚れ込んでいったのです。

そんな2人が、『街灯りとしての本屋』(雷鳥社)を、きっかけに出会い、一緒に南方さんの魅力を発信しよ〜と即意気投合して、はじまったのが往復書簡企画「わたしたちの南方熊楠」!

2020/02/01 10:00にスタート。

この度、一條さんから14通目のお手紙が届きました!
お手紙が届くって、こんなに嬉しいことなんだなって、南方熊楠の魅力を再認しながら、手紙の良さにも改めて気づいている本屋しゃんです。

一條さんのお手紙は、毎回、論文さながらの充実ぶり。
今回は「戦争」がテーマ。

ぜひ、2人の手紙のやりとりを覗きにいらしてくださいね。

お手紙はこちら。

手紙14:中村翔子さま「戦争が奪うもの」 一條宣好より(2020年9月7日)

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