擬態デザイン家・小瀬古智之さん「デザインの力で『もの』に潜む擬態を可視化する」をテーマにしたアートブックマガジン「gitai」が千葉市美術館のミュージアムショップBATICAに仲間入しました!
一見するとハム、肉、年輪、鍵……ですが。
ねえ、何か見えてきません?
何かに見えてきません?
ね。じっくりこの本を見ると
「あっ!!!」
ってなるでしょう?
例えば、このTHE ハム。
実は、地球をはじめとする惑星なのです。
ほら、これはヨーロッパだし、こちらはアフリカ大陸。
惑星がハムに擬態しているのか。
ハムが本当は宇宙の縮図なのか。
お家の冷蔵庫にあるハムは何の惑星かしら。
「gitai」シリーズの「擬態」とは、きっと特別なことじゃなくて、日々の生活や暮らしの中での「発見」や「好奇心」と翻訳することができるかもしれません。。
本屋しゃんがはじめて小瀬古さんの作品に触れた時、このシリーズは、凝り固まった頭がほぐれて、この世界と柔軟に接することができるようだ!!と心踊りました。まだまだ見えてない、気づいていない世界が隠れているかも!という好奇心とともに。
美術館に行くと、さまざまな作品からたくさんの発見や問い、感動がわきおこりますよね。「gitai」シリーズはまさに、そんな体験が待っていると思います。
本好きな人にもアート好きな人にもぜひ手にとっていただきたい一冊です。
「gitai」について
「擬態」をデザインするアートブックマガジン
gitaiは、擬態デザイン家・小瀬古智之による実験的アートブックマガジンで、「デザインの力で『もの』に潜む擬態を可視化する」をテーマに不定期に発行。
生物の擬態が私達の眼に驚きをもたらすように、日常的に私たちが眼にするものに潜む「ハッとする何か」を発掘し、その成果をグラフ誌のように視覚的に発信・共有しています。
小瀬古智之/Tomoyuki Koseki
擬態デザイン家。武蔵野美術大学大学院修了後、2016年より国内外のアートブックフェアや展示を通して成果を発表している。直近の展示に個展「物的擬態(蘇州 forest books,2018)」二人展「fictional landscape(台北 田園城市生活風格書店,2019)」「ハムの天文学(大阪 ART Lab OMM/PLANT, 2020)」など。
展覧会情報
千葉市美術館拡張リニューアルオープン・開館25周年記念
宮島達男 クロニクル 1995−2020
会期:2020年9月19日[土] – 12月13日[日]
処:千葉市美術館詳細は展覧会WEBサイトをご覧ください
https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/tatsuo-miyajima/