シャッターチャンスは3回だけ!Simple Use Film Camera で撮影したら次の人へ!撮った写真が複数箇所で展示、zineにもなる、参加型企画
それが、
“SAME SAME SAME BUT DIFFERENT”
だ!!
TReCさんの企画です。
そして使うカメラ、Simple Use Film Cameraがとってもかわゆい。
本屋しゃんの中の人も参加してます。現像されるまで自分が撮った写真がどんなかんじになってるかわからないドキドキ。なつかしいなあ、この気持ち。体育祭とか修学旅行とか、使い捨てカメラを数個買って、バシバシ撮ったよなあ。それでさ、焼き増ししてみんなに配るの。かわいい封筒なんかに入れちゃったりしてさ。プリクラ交換するあの感じよ。
わたしは、或る日のダーリンとの1日を3枚の写真におさめてみた。
最初から、彼のことを撮りたいなあとは思っていたのだけど、では、いざ、「3枚」撮るぞ!!という時になると、なかなかシャッターがきれなかった。なんだ、この緊張感。スリル満点。体育祭や修学旅行の思い出は、現像するまでどんな写真になってるかわからない、そんな現像するまでの時間がドキドキワクワクでね、そうそう、スリルというか楽しみだった。あそこで切ったシャッターはきっと良い写真になっているはず!あの子のゴールの瞬間は上手く撮れているかな……なんてね。だけど、すっかり今では、失敗すれば撮り直せばいいし、気に入らなかったら修正したり加工すればいいという感覚に支配されているようで……たった3枚、されど3枚。難しかったーーー。だけど、この懐かしさとともに押し寄せるスリルがとても心地よかった。
もう、頭で考えるのはやめよう。いい写真を撮ろうと思うと一生、シャッターキレなさそう。
今だ!と思った、彼の一瞬をとらえようと思った。
そんなこんなで撮れていた写真がこちら。
タイトルは「darling」
なかなか好きだ(笑)
撮影したのは2020年10月。
写真と対面できたのは2020年3月。
このタイムラグが愛おしいですね。
このタイムラグと、現像するという行為と、写真という物質になることで「思い出」として刻まれる強度が増すなあって思った。
チープなシャッター音とともに、その時の情景が立ち上がってきた。
指が写り込んでなくてよかったなあ笑。
だけど、テキストに誤字を発見……。
もー、わたしのバカっ。
この写真、2020年
総勢29名の参加者。
本当にみんながどういう3回を、3枚を選んだのかというのがとても楽しい。
みんなもシャッター切るのドキドキだったのかしら。
一人一人、コメントがついているから、撮影者の言葉と合わせて、3枚の写真をみると、みんなの気持ちと撮影時の状況が伝わってくるよ。
モノクロもいいなあ。
あ。アズラーが!
今回の作品たちは、ZINEにもなってるの!!
展示会場ではもちろん、通信販売もされているので、会場にはいけないのだけど、みんなの3回、3枚を見たいぞ〜〜〜〜という方は、ぜひ。
↓お店入り口↓
https://trec.theshop.jp/items/41581113
グッズも充実!サコッシュ、かわいい〜〜〜。
サコッシュは使い勝手がよいからいくつあってもいいよねえ。
SAME SAME SAME BUT DIFFERENTはまだエントリーも受付中。3回のシャッター、3枚の写真、そうたった3枚かもしれないけれど、その3枚がとってもドラマチックな経験をもたらしてくれるの。きっとカメラを持って歩く街はいつもと違って見える。あなたも3回、3枚を楽しんでみてはいかがでしょうか。
展覧会情報
SAME SAME SAME BUT DIFFERENT
会期:2021年3月22~28日
会場:BOOKSHOP TRAVELLER@下北沢(155-0031 東京都世田谷区北沢2丁目30−11BALLOND’ESSAI ART GALLERY 3F 奥)
https://wakkyhr.wixsite.com/bookshoptraveller
※その後、ギャラリー世田谷233(4/4〜4/49)、Lomography+(5/1〜5/9)へと展示は続きます〜。
※詳細は、SAME SAME SAME BUT DIFFERENTの公式WEBページをご覧ください。
https://www.trec.tokyo/same-same-same-but-different