醸す落語ーわたし・Meのための落語会ー
第一回:桂九ノ一
2025年4月4日(金) @伝承館 直会naorai・根津

「醸す落語ーわたし・Meのための落語会ー」発進! こけら落としの落語家は桂九ノ一

江戸時代の伝統製法で造った飲むみりん「Me(ミー)」と「落語」を楽しむ「醸す落語ーわたし・Meのための落語会」をはじめます。

第1回目は、上方落語の桂九ノ一(かつらくのいち)さんをお迎えします。

「Me」を飲みながら、落語魂の塊のような九ノ一さんの落語に触れたら、エネルギーみなぎること間違いなし。会の途中には神田豊島屋・木村社長による「Me」にかける想いや制作秘話など、ここでしか聴けないお話もお届けします。

開催は、2025年4月4日(金)、会場は、東京の下町・根津の伝承館 直会naoraiです。ちょうどツツジが美しい季節。植木屋さんが美しく剪定した花木の様子に惚れ惚れですね。

「醸す落語ーわたし・Meのための落語会ー」とは

「時に植木屋さん、あなたはご酒はお好きですかな」
と、出入り先の主人に植木屋さんがすすめられたお酒は「柳蔭 」。

これは、上方古典落語『青菜』の一場面。「柳蔭 」は「みりん」と焼酎を1:1で割った飲み物で、主人と植木屋さんのおいしそうな飲みっぷりにそそられます。酒や酒飲みが登場する噺はたくさんあり、時には酔っ払いすぎな人もいるけれど…そんな姿も人間らしく、愛らしいと思わせてくれるのが落語の世界。
今では「みりん」と聞くと「調味料」を想像する人が多いかもしれませんが、『青菜』にみるように、『和漢三才図会』等、当時の文献を紐解くと、江戸時代に「みりん」はお酒として親しまれていたことが分かります。特に、お酒をあまり飲まない方や女性に人気だったようです。


「今一度原点に立ち返り、本来のお酒として飲むみりんを造りたい」
1596年(慶長元年)に創業、400年以上日本酒の醸造販売をしている東京最古の酒舗『豊島屋(※)』。「みりん」と潰したもち米で造る甘い酒「白酒(しろざけ)」は、豊島屋創業時より愛され続けている名物です。そんな白酒をヒントに伝統製法によって造られた「飲むみりん/糀のリキュール『Me』」が誕生しました。一口飲めば、糀のチカラで疲れは吹っ飛び、快眠、安眠、冷えもサヨナラ。江戸の人々に親しまれたことが良くわかる滋味あふれるお酒です。


江戸時代から愛される「みりん」と「落語」。
どちらも、何百年も前から日々がんばる人々の心身を養生してきたことでしょう。

江戸から続く良いものを今に、そして次の世代に伝えていきたい。
「Me」と「落語」の想いは呼応するはずです。


「醸す落語ーわたし・Meのための落語会」は「Me」と「落語」で体にも心にも栄養たっぷりな落語会。江戸から続く良いものを今に伝える落語会。

そう、誰のためでもない、あなたのための「わたしのため」の時間を過ごしてください。
何とも言えん、えぇあんばいの「Me」と「落語」を醸してお待ちしています。

※現:㈱豊島屋本店

基本情報

醸す落語ーわたし・Meのための落語会ー
第一回:桂九ノ一

日程:2025年4月4日(金)
時間:18:30開場、19:15開演(20:30頃終演予定)+懇親会(自由参加)
会場:伝承館 直会naorai /落語会:2階、懇親会:1階(文京区根津2-34-24)
アクセス:千代田線根津駅から徒歩約5分
参加費:
3300円(税込) ※飲むみりん「Me」の試飲付き
※懇親会のご飲食代はキャッシュオン
主催:yoi.yoi.yoi.〜良い・善い・酔い〜(神田豊島屋、 伝承館 直会naorai、sudoworks、本屋しゃん)

【お申込み/事前決済方法について】
※支払いはクレジットカード・デビッドカード、またはpaypalをご利用いただけます。
※PayPalでのご入金、事前決済が難しい方はお気軽に「info@honyashan.com」までご連絡ください。

【お申込み前に必ずご一読をお願いします】
※チケットの郵送は致しません。
※お申込み後、事務局より受付完了メールをお送りします。「info@honyashan.com」からのメールを受信できるメールアドレスの登録をお願いします。
※受付完了メールは会終了まで大切に保管してください。
※当日受付でお名前をお申し付けください。受付完了メールのご提示をお願いする場合がございます。
※公演自体の中止・延期の場合を除き、原則キャンセル・払い戻し対応は致しかねます。

出演者プロフィール

落語家
桂九ノ一(かつら・くのいち)

1995年 11月7日生まれ。2016年3月1日、桂九雀に入門。
「上方落語若手噺家グランプリ」第6回・7回決勝進出。天満天神繁昌亭など寄席への出演のほか、自身のイベント「ラクゴ・ラモーン」を開催。バナナサンドとスカジャンと音楽/レコードを愛し、DJとしても活躍中。雑誌『POPYE』に載るのが夢。「落語はおもしろいだけじゃつまらない」という想いをひっさげて今日も元気に活動中。

公式サイト: https://katsura91.com/
X: https://twitter.com/katsura9_1
instagram: https://www.instagram.com/katsura9_1/

木村倫太郎(きむら・りんたろう)
1987年1月生まれ。(有)神田豊島屋取締役社長、豊島屋酒造(株)取締役。自称「みりんカクテルを日本一飲む男」。
青山学院大学大学院卒業後、建材メーカーに就職し、営業と経営企画を経験。
2015年、 母である前社長が難病を発症したことをきっかけに(有)神田豊島屋に入社。銘柄「利他」をリブランディングし、4年で売上を5倍近くまで押し上げる。
2021年に飲むみりん「Me(ミー)」のブランドを立ち上げ、飲み物としてのみりんを広めている。

Meと神田豊島屋

飲むみりん/糀のリキュール Me
「Me」は伝統製法に限りなく近づけた蜜醂(みりん)です。
糀のチカラを活かし、飲み物として16世紀に生まれたとされる蜜醂。しかし、いつしか調味料としてコストダウンを図るために、醸造アルコールや糖分といった原料が使われはじめ、またその中で品質保持を目的とした加熱殺菌を行うことで、元来の魅力が知らず知らずのうちに失われていきました。
今一度原点に立ち返り、真摯に酒造りに向き合うことで、本来の姿である「糀のリキュール」としての蜜醂「Me」が誕生しました。とろりとした蜜のようでありながら、透明感のある爽やかな甘味をぜひお楽しみください。
Me 公式サイト: https://me-toshimaya.com/
instagram : https://www.instagram.com/me.toshimaya/

神田豊島屋
慶長元年(1596年)、神田鎌倉河岸にて創業した東京最古の酒舗豊島屋(※)の流れを汲む酒屋。 豊島屋は酒および酒にあうつまみを提供したことで「居酒屋の元祖」ともされている。
昭和初期には東村山に「豊島屋酒造㈱」を設立し、本格的な日本酒の醸造を開始。神田限定販売酒「利他」を中心に、豊島屋酒造が醸造する日本酒・みりんを取り扱う酒屋として、神田エリアで居住されている皆様や働く方を中心に、長くご愛顧をいただいている。
注目されることが少なく、製造所や職人数が大きく減少している本みりんの素晴らしさを後世に残していきたいと、2021年より「それは古来伝わる、糀のリキュール”Me”」の販売を開始。料理人やバーテンダー、パティシエ等の国内トップクリエイターを中心に広めている。
(※現:㈱豊島屋本店)

神田豊島屋 公式サイト : https://www.toshimayabuilding.com/


会場

伝承館 「直会naorai」
「和の趣をつなぐ、今につなげる」

日本人が古より長きに渡って育て 継承してきた伝統工芸産業は、近年、伝統工芸士の高齢化や後継者不足、生産額の減少などにより縮小の傾向にあります。
このような状況が今後も続けば、日本人が築き上げてきた独自の文化や技術が衰退の道を辿ってしまうかも知れません。
時代の流れに埋没したり、取り残されようとしている日本独自の文化や技術などに敢えて光を当てて、脈々と受け継がれてきた「和の趣き」や、作り手や担い手の思いを、現在そしてこれからに繋いで行きたく伝承館『直会 naorai』を立ち上げました。
X: https://x.com/naorai_
instagram: https://www.instagram.com/yoi.yoi.yoi._toranosuke/

アクセス
住所:東京都文京区根津2-34-24
千代田線 根津駅(1番出口)より徒歩約5分 

※蔦が生い茂った建物です
※根津のお散歩をお楽しみください。

ご案内とお願い

・お席は自由席。先着順です。
・落語会中の許可のない録音、録画、写真撮影はご遠慮ください。
・ 無断キャンセルはお控えください。やむをえない理由でキャンセルをされる方は必ずご連絡をお願いいたします。

・今後の状況の変化に応じて、延期など、予定を変更する場合があります。本ウェブサイトやSNS(X @honyashan)にて最新情報をお伝えするのでご確認ください。


お問い合わせ

本イベントに関するお問い合わせやご取材のお申込みは、以下までお願いいたします。
事務局 本屋しゃん/中村 info@honyashan.com

メディア掲載

ご紹介いただきありがとうございます!ぜひ各サイトを訪問してみてください。素敵な情報に出会えるはずです。 ※順不同

投稿日:2025-02-19 更新日:

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