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\アーティストを支える仕事:山口啓介「カセットプラント」/

投稿日:2020-09-22 更新日:

本屋しゃんはどんなお仕事をしているの?とよく聞いていただけるのですが、「本とアート」を繋げ、溶け合わせ、この世界って楽しんだ!!と感じていただけるきっかけを作りたいになりたいという想いを軸に活動しています。

そんな中、現在、アーティストの作品制作をサポートするという仕事をしています。10月17日開幕の「生命の庭 8人の現代作家が見つけた小宇宙」@東京都庭園美術館に出展される、現代美術家・山口啓介さんの「カセットプラント」制作のお手伝いをしています。カセットケースに樹脂とお花を封入し、ガラス面などに貼りつける作品です。


山口啓介さんとの出会いは、わたしが学生の頃。
地元・新潟で開催されていた「水と土の芸術祭」。ここで山口さんが出品された「新潟絵地図」、そして「カセットプラント」の制作のお手伝いをさせていただきました。作品制作中に山口さんが「アーティストの周りにはあなたのようにたくさんの『支えてくれる人』がいる。だからこそ、僕らアーティストはこうして作品を発表できるんだよ」と、話してくれた。それまで、漠然と「将来はアートに関わる仕事がしたい(と、なるとアーティスト?学芸員?)」と考えていたわたしにとって山口さんのその言葉は大きな気づきに繋がって、もっと視野を広げて、アートを支えるという視点から、仕事を考えて生きたいなと思いはじめた大きなきっかけというか、道標になりました。

だから、わたしにとって、「カセットプラント」はとても大切な作品です。
今、またこうして携わらせていただくことができ、光栄ですし、お声がけいただいた時は、超が無限につくほど嬉しかった。


久しぶりに、学生時代の頃のように黙々と作品制作をする日々。
自然と自分の原点回帰ができているようで、「ああ、この感じ。だからアートが好きなんだ」って、心と体で自分の気持ちと素直に向き合うことができています。


「生命の庭」展のお手伝いで、わたし自身も生命を生き生きとさせることができています。


展覧会開幕にむけて、作品制作はどんどん加速していきますが、ご来館いただくみなさまに、山口さんの作品の魅力を伝えられるように、またその作品を通じてアートを、美術館を、この世界を楽しんでいただけるきっかけとなるように、陰ながら頑張ります。ということで!!10月17日開幕の「生命の庭 8人の現代作家が見つけた小宇宙」@東京都庭園美術館 をよろしくお願いします!!

展覧会情報

生命の庭ー8人の現代作家が見つけた小宇宙

2020年10月17日(土)– 2021年1月12日(火)
処:東京都庭園美術館
詳細は、美術館のWEBサイトをご覧ください。

カセットプラントとは

山口啓介が1997年にドイツで発案した作品のひとつで、 音楽用のカセットケースの中に花や植物を入れて樹脂で封印します。

映画「ジュラシックパーク」の中で、恐竜の血を吸った蚊が、木の樹液のなかに閉じ込められ、 何千万年がたって樹液は『琥珀』となり、恐竜の遺伝子を守ったというシーンがあります。 カセットプラントの中に入っている天然樹脂はこの『琥珀』の役割をもち、 カセットケースに入れられた花や植物の遺伝子を守ること、 そして大切なものを《残す》というメッセージが込められています。

WEBサイト「カセットプラントファクトリー」より

http://cp-factory.sakura.ne.jp/index.html

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