TRiPの人たちーあお馬・晃・本屋しゃん 企画記事 落語会

TRiPの人たちー本屋しゃん#06 虹かかる空

投稿日:

なんと8月も最終日! まだまだ暑い日が続きますが、夜道を歩いていると秋の虫が鳴いていて、風もそっと涼やかで、ああ、秋も近いですね。

今年の夏はたくさん虹を見ました。 もともと空をぼんやり眺めるのが好きですが、TRiPの第2回目で「空」をテーマにしてから、ますますいろんな空の表情が気になるようになったなあと思っています。「虹」がかかる空を描いた浮世絵も渡邉さんが紹介してくれていましたね。そう考えると、時代を越えても、空の美しさや不思議さに心奪われていたんだなあと感じます。TRiPでの体験を通じて、この世界を見る時の解像度があがったり、新しい視点が生まれたり、そんなきっかけにつながると嬉しいです。

これはジョギングしていた時。太陽の周りに出ていた虹のわっか。ハロ。

こちらは谷中にかかっていた虹。三遊亭圓朝コレクション幽霊画展を見て全生庵を出たところで。

そして、飛行機からも虹が見えました。福岡からの帰路。

そしてそして、飛行機から降りても!

虹を見るといいことあるとか、そんなジンクスないかな~笑。

そろそろ、次回のTRiPのご案内ができるはず。
お楽しみに!

(文・本屋しゃん)

【プロフィール】
本屋しゃん(ほんやしゃん)

「本好きとアート好きと落語好きって繋がれると思うの」。そんな想いのもと、さまざまな文化や人や好きという気持ちを「つなぐ」企画を。展覧会/ブックフェア/落語会企画、執筆等。ジャンルを越えて奮闘中。新潟出身、北千住住。バナナ、日本酒が好き。

twitter: https://twitter.com/honyashan
instagram: https://www.instagram.com/honyashan/

【TRiPの人たちとは】

「TRiP」は、柳家あお馬(落語家)、渡邉晃(太田記念美術館 学芸員)、本屋しゃんの3人が作る「落語と浮世絵が出会う落語会」の名前であり、チーム名です。それぞれ活動するフィールドは違えど、「落語と浮世絵」をジャンルを横断することでもっと楽しんでほしい! そして、双方の魅力を広げたい! という想いのもとチームを結成しました。「TRiPの人たち」では、あお馬、晃、本屋しゃんが一体どんな人なのか、普段はどんなことをしているのかなど、メンバー三人のそれぞれの活動やなんでもない日常をお届けしていきます。TRiPをもっと楽しんでいただくための、ふりかけのような、そんなブログです。

【これまでのTRiP】

-TRiPの人たちーあお馬・晃・本屋しゃん, 企画記事, 落語会
-, , , , ,

執筆者:

関連記事

TRiPの人たちー柳家あお馬#04
「ピアノレッスン初日」

あお馬さんの「ぼくもピアノ弾きます」の一言ではじまったTRiPのみんなでピアノを楽しもう企画。渡邉晃さんに先生になっていただき、ピアノレッスンをすることにしました。あお馬さんはピアノ弾きます宣言をして …

【レポート】TRiPー浮世絵×落語ー
第2回 テーマ:空
2023年5月13日@仲町の家・北千住

2023年5月13日(土)朝から曇天で、昼近くになると雨が降り出してきました。雨も美しい天候だけど、やはり「ああ、雨降ってきちゃったな」という気持ちにもなってしまいます。だって、今日は「TRiPー浮世 …

【レポート】「第4回 遅四グランプリ 千住・仲町の家大会〜遅の細道〜」@仲町の家・北千住 ー2023/7/16

友達んちで飲む麦茶は不思議な味がした。ばあちゃん家で麦茶だと思って一気飲みした液体が、玉ねぎの皮を煮だした汁だった。1.5リットルの麦茶のペットボトルをゴクリゴクリと飲みながら、縁側にはめられている引 …

【企画記事】手紙9:中村翔子さまへ「困難な状況の中、南方熊楠の最期を想う。」一條宣好より(2020年3月18日)

中村翔子さま 3月18日(火)しばらくご無沙汰してしまいました。年度末でいろいろ雑用が重なって…、いや、言い訳はやめにしましょう。特に締め切りを設けていない往復書簡ということでお許しください。もっとも …

【レポート】TRiPー浮世絵×落語ーの誕生~第1回開催についてー2022年11月19日@仲町の家・北千住~

11月も半ばを過ぎると、随分と日が暮れるのが早い。開場時刻の18時にはあたりはすっかり暗くなり、その暗さが音を吸収してしまったように辺りは静かで、冬の冷たさが身に染みる。時々通る自転車の風を切る音が静 …