TRiPの人たちーあお馬・晃・本屋しゃん 企画記事 落語会

TRiPの人たちーあお馬・晃・しゃん#01
「珈琲道場 侍」 に全員集合!

投稿日:2023-10-07 更新日:

TRiPメンバーは定期的に3人で集まって、お互いの近況報告をしつつ打ち合わせを行い、よりよい会を目指すべく、士気を高めています🔥

毎回さまざまな場所で合流するのですが…今回は、あお馬さんがとにかくお気に入り!と紹介をしてくれた亀戸の「珈琲道場 侍」さんに集まりました!



亀戸駅の東口から徒歩2分。目と鼻の先とはこのことかと言わんばかり、改札を出るとすぐ目の前にあります。



階段をのぼり、ドアを開けるとあたたかい照明に、心地よいJAZZ、そして珈琲の良い香りがふわっと包み込んでくれます。ついつい長居してしまいたくなる心地よさが入った瞬間からわかります。

しかし、ここは「珈琲道場 侍」。店内のそこかしこに「侍」の文字があり、甲冑も展示され、メニューの価格表記は「両」と、たくさん侍スパイスがちりばめられていて、心地よさと共に好奇心もくすぐられます。

同店のオーナーのご実家が由緒ある「大東流合気柔術」の道場で、小さい頃から合気道をされていたようです。「武道の心得と接客の精神は通じるものがある」と、合気道を通し学んだ武道の精神をお店を作られる際に取り入れられたとのこと。なるほど、そんな武士の精神が通っているからこそ、お店の心地よさを作っているんだなあとしみじみです。


3人揃ったところで、メニューをしばし眺め、注文。
豊富なメニューに悩みましたが…
あお馬さんはいつも頼むという「アイスココア」
渡邉さんと本屋しゃんは「バナナジュース」

珈琲道場ゆえ、おいしいコーヒーをいただきたいと思ったのですが、仕事終わりの夕刻。
3人とも甘さを欲していたようです笑。しばらくして、テーブルに運ばれてきたドリンクを見て、テンション爆あがりです。バナナジュースは飲んで食べて2度楽しめるとともに、ヴィジュアルのかわいさに癒されます。

こんなファンシーな見た目のテーブルですが、真剣に次回の「侍」をテーマにした回の打ち合わせを進めます。どんな演目を口演しようか、どんな浮世絵を紹介しようか、どうやって落語と浮世絵パートの流れを作ろうか……次第に話は「江戸の芸術」について、熱い対話へと深まっていきました。

きっと、熱い話ができたのも「珈琲道場 侍」にいるおかげですね!
今度は珈琲をいただきに伺います。



では、珈琲道場 侍で集まったことで3人ともさらにやる気満々です!
第3回もみなさまにお会いできることを楽しみにお待ちしております!よろしくお願いします。


(文・本屋しゃん)

【プロフィール】
柳家あお馬 (やなぎや あおば)

1989年神奈川県出身。より多くの人に落語を楽しんでいただきたいという想いから、寄席や落語会に精力的に出演中。失敗しがちな落語の住人に、人間的な愛嬌を感じさせてくれる存在として、魅力を感じている。そんな「落語の可笑しみ、登場人物の愛らしさを素直に表現できるような噺家」を目指している。
WEBサイト: https://yanagiya-aoba.com/
twitter: https://twitter.com/yanagiyaaoba

渡邉晃(わたなべ あきら)

太田記念美術館上席学芸員。博士(芸術学)。「没後150年記念 歌川国貞」「生誕290年記念 勝川春章」「江戸の凸凹」「江戸の土木」などの展覧会を担当。著書に『江戸の悪』『江戸の女装と男装』(青幻舎)、『浮世絵動物園』(共著、小学館)ほか。学芸員としての傍ら、ジャズピアニストとしての活動も続けている。都内のジャズスポットを中心に演奏を行うほか、自己のバンドにて第39回浅草ジャズコンテストのファイナル出場。NHKBSプレミアム「名画の暗号」にてアン・サリーとピアノ・デュオで共演。

太田記念美術館WEBサイト:http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/
太田記念美術館twitter : https://twitter.com/ukiyoeota

本屋しゃん(ほんやしゃん)

「本好きとアート好きと落語好きって繋がれると思うの」。そんな想いのもと、さまざまな文化や人や好きという気持ちを「つなぐ」企画を。展覧会/ブックフェア/落語会企画、執筆等。ジャンルを越えて奮闘中。新潟出身、北千住住。バナナ、日本酒が好き。

twitter: https://twitter.com/honyashan
instagram: https://www.instagram.com/honyashan/

【TRiPの人たちとは】

「TRiP」は、柳家あお馬(落語家)、渡邉晃(太田記念美術館 学芸員)、本屋しゃんの3人が作る「落語と浮世絵が出会う落語会」の名前であり、チーム名です。それぞれ活動するフィールドは違えど、「落語と浮世絵」をジャンルを横断することでもっと楽しんでほしい! そして、双方の魅力を広げたい! という想いのもとチームを結成しました。「TRiPの人たち」では、あお馬、晃、本屋しゃんが一体どんな人なのか、普段はどんなことをしているのかなど、メンバー三人のそれぞれの活動やなんでもない日常をお届けしていきます。TRiPをもっと楽しんでいただくための、ふりかけのような、そんなブログです。

【これまでのTRiP】

-TRiPの人たちーあお馬・晃・本屋しゃん, 企画記事, 落語会
-, , , , , ,

執筆者:

関連記事

\新潟市・内野「古本詩人ゆよん堂」は、あったかくてスパイスの効いた本屋さん/

大好きな映画館「シネ・ウインド」さんでの、大好きな映画「タゴール・ソングス」の上映をきっかけに新潟に帰省、旅に出かけたわたし。 \「タゴール・ソングス」@新潟 市民・映画館 シネ・ウインド10/10〜 …

\往復書簡「わたしたちの南方熊楠」のお返事が届きました!手紙の時間の流れはいいなあ/

2020年2月1日に山梨の甲斐市の本屋さん「敷島書房」の一條宣好さんと文通をはじめました。テーマは南方熊楠(みなかたくまぐす)。早いものでもう直ぐ1年が経とうとしているのですね。お互いの良いタイミング …

\更新!入り江わにさんと「川柳」を楽しむ 第3弾−連載シリーズ「あなたの『好き』をぶつけてください」/

本屋しゃんがメディアプラットフォーム「note」で行っているプロジェクト「あなたの『好き』をぶつけてください」。一番はじめに、「好き」をぶつけてきてくださったのが、今ではわたしの川柳の師匠 ! 入り江 …

【企画記事】手紙17:一條宣好さま「街灯りについて考える」中村翔子より(2021年12月1日)

一條宣好さま2021年12月1日(水)豪雨からの快晴昨晩遅くから激しい雨が降り、なかなか寝付けませんでした。いや、普段からあまり寝付けないわたしです。雨にうなされながら目を覚ますと、12月になっていま …

【レポート】TRiPー浮世絵×落語ーの誕生~第1回開催についてー2022年11月19日@仲町の家・北千住~

11月も半ばを過ぎると、随分と日が暮れるのが早い。開場時刻の18時にはあたりはすっかり暗くなり、その暗さが音を吸収してしまったように辺りは静かで、冬の冷たさが身に染みる。時々通る自転車の風を切る音が静 …