このたび、下北沢の本屋さんBOOKSHOP TRAVELLERにて、ビジネス&カルチャーブック『tattva』の創刊を記念したブックフェアを企画させていただきました。そして、5月3日に無事開幕しました!!ご協力いただいたみなさま、とってもありがとうございます。
本屋しゃんは、『tattva』(「タットヴァ」と読みます。サンスクリット語で「それがそれとしてあること」を意味する「tattva」と、日本語の尊ぶ(たっとぶ)からきています)の「トリメガ研究所」さんの鼎談連載のファシリテーション&構成を担当させていただいています。「トリメガ研究所」さんは、島根県立石見美術館、青森県立美術館、静岡県立美術館のいわゆる地方の3つの美術館の3人の学芸員さんによる視覚文化研究チームです。これまでに「ロボットと美術」「美少女の美術史」「めがねと旅する美術」と3本の展覧会を企画開催され、「富野由悠季の世界」展にもたずさわられています。美術館の学芸員さんが館と地域と、専門分野を超えてチームを結成して、展覧会を企画するってとても珍しくないですか?!本屋しゃんは、トリメガさんの活動にいつも好奇心を刺激され、たくさんの扉を開かれてきました。そんなトリメガさんのお話は、みんなで考えよう!という姿勢の本誌にピタリとあい、美術に興味がない人にとっても、悩み、考え、進む!きっかけにつながると思います。
そんなご縁とともに、今の時代にまさに多くの方に手に取っていただきたい!という想いが重なり、ブックフェアを企画しました。
『tattva』には「物事をゆっくりと見つめながら共生と共創を目指していきたい」という想いが込められています。
今回のフェアは『tattva』はもちろん、BOOKSHOP TRAVELLERの店主たちによる選書をご紹介します。BOOKSHOP TRAVELLERには、もうすぐ100に届こうとする、りんご箱大の本に関するお店が軒を連ねています。まさに、『tattva』のコンセプトである「共生と共創」が実際に沸き起こっている本屋さんです。ひとつひとつのお店は小さいかもしれないけれど、小さいからこそ各店主の選書力が光っているとともに、本を「尊んでいる」お店ばかりです。さらに、これからの本屋さん、そして本について、みんなで「なやみ」を共有して、一緒に悩みながら前進しています。
今回のフェアでは、店主たちが『tattva』創刊号のテーマ「なやむをなやむのはきっといいこと」から着想を得た一冊を選んでくれました。ここでしかできない選書体験、そして店主の選書を通じて見えてくる新しい『tattva』の魅力をどうぞお楽しみください。みなさんの「なやむ」に寄り添う本と出会っていただけますように。
ブックフェア詳細
ビジネス&カルチャーブック『tattva』創刊記念ブックフェア
BOOKSHOP TRAVELLER の店主たちが選ぶ
「なやむをなやむのはきっといいこと」 という気持ちに寄り添う本
会期:2021年5/3(月)〜5/31(月)12:00〜19:00
※水・木休み。定休日でも店主がいる場合はオープンするので、BOOKSHOP TRAVELLER 各種SNSで最新情報をご確認ください。
会場:BOOKSHOP TRAVELLER内
前期 5/3(月)〜5月23日(日)ギャラリーC(店内入ってすぐ右側)
後期 5/24(月)〜5月31日(月)店内一番奥のフェアコーナー
住所:155-0031 東京都世田谷区北沢2丁目30−11BALLOND’ESSAI ART GALLERY 3F 奥(https://wakkyhr.wixsite.com/bookshoptraveller)
協力:株式会社BOOTLEG https://bootleg.co.jp/news/2021/03/02/tattva-vol-1/
企画・主催:本屋しゃん
※さならる詳細はフェアページをご覧ください