「 投稿者アーカイブ:shokoootake 」 一覧
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【レポート】立川寸志の落語夜学会~「ことば」でひらく落語の世界~第1回:江戸の「やばい」ー2024年6月20日(木)@BOOKSHOP TRAVELLER
「大入」の札を貼る。赤地に白抜きのその文字が、だんだんと薄暗くなってきた祖師ヶ谷大蔵の街に灯された明かりのように浮かびあがる。大入り札止めで幕を開けられることはとても嬉しく、そしてとてもありがたい。2 …
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【レポート】「遅四グランプリ 机上の空論大会~わが遅対性理論~」ー2024年6月8日(土) ~6月10日(月)@仲町の家・北千住
「今日はのり弁かな」毎日、お昼ご飯に何の出前を取るかを決めるのが秘かに楽しみでした。全体的に茶色いおかず多めだけど、おいしいうえにお財布に優しいお弁当屋「ペコペコ亭」さんきしめんもおいしいし、カレーも …
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夏ももうすぐ!というわけで暑い日が日に日に増してきています。寄席芸人の衣装の着物も単衣から夏用のものに変わってきているようで…私の大師匠である馬風師匠が寄席に出演となる日は衣装を支度するのも僕の役目。 …
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今日は、あお馬さんのブログ「二人の『あおば』」への返答歌のようなお話を。2024年に入ってから、愛知とご縁があり、たびたび出かけていました。愛知は今まで未踏の地。蒲郡、豊橋、名古屋…きしめんにひつまぶ …
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【レポート】「TRiP ー落語×浮世絵ー」野草興行 ヨコトリップ!@ル・タン ペルデュ(野毛) ー2024年6月2日(日) /第8回横浜トリエンナーレ応援プログラム
奇しくもこの日は、横浜開港記念日。1859年6月2日に横浜港が開港した。そして、2024年6月2日、TRiPが横浜の野毛で野草興行を決行した。この偶然の重なりにいくばくかの喜びを覚え、TRiPが、そし …
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【レポート】笑福亭羽光 「本から生まれた落語」の会第1回:中島敦『山月記』から生まれた落語 「落語家変身譚」 ー2024年5月24日(金)@BOOKSHOP TRAVELLER
虎にしか見えない。艶のある黄色い着物に、黒い羽織という出で立ちの笑福亭羽光師匠。もはや高座は山林と化し、哀しみの虎が右へ左へ体をゆする。2024年5月24日祖師ヶ谷大蔵の本屋のアンテナショップ「BOO …
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実は「あおば」という読み方の噺家は全国に二人いるのはご存知でしょうか。一人は私、柳家あお馬。もう一人は上方の落語家桂あおば兄さんです。私の入門した2014年、すでにあおば兄さんは噺家でしたので私の方が …
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横浜市の野毛にあるビールとカルバドスと音楽を楽しめるお店「Le Temps Perdu/ル・タン ペルデュ」さんに遊びに行ってきました。「ル・タン ペルデュ」は、フランス語で「失われた刻」という意味。 …
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【レポート】TRiP ー落語×浮世絵ー
第4回 テーマ:にぎやか
2024年3月16日(土)@仲町の家・北千住2024年3月16日にTRiPー落語×浮世絵ーの第4回 テーマ「にぎやか」を開催しました。迎えた当日はここ最近のなかでも、とてもあたたかい陽気。桜こそまだ咲いていなかったですが、空はすみわたり、これか …
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歩こうよ。嫌そうにする彼を口説いて、駅から美術館まで歩くことを決めると、急に吹雪出してきた。ちらりちらりと雪が降ってきたというより、無慈悲に顔面を雪が直撃してくる。手はかじかみ、指先の感覚がなくなって …
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どうやら、わたしは雪が好きなようです。2024年2月某日。青森に行ってきました。青森はとても好きな場所で、毎年旅に出ているのですが、冬の時期ははじめて。青森の友人から「先日から一気に冬に戻ったような天 …
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噺家の習い事は様々です。笛や舞踊、小唄端唄を習っているという人も多いようです。あお馬の習い事、その一つはヴォイスレッスン。歌や発声を習ってます。きっかけは落語の演目『野ざらし』に出てくるさいさい節、こ …
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吉田 和夏|まばゆい迷路GALLERY MoMo Ryogoku~2024年 2月17日(土)
ニコちゃんマークがポルカドットのように配された派手なセーターが軒先につるされている。地はネオングリーンで、ニコちゃんマークを囲むようにスパンコールが付けられている。けばけばしいくせに、満面の笑みを向け …
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【企画記事】手紙19:一條宣好さま「南方熊楠は落語が好きだろうなと直感したこと」中村翔子より(2024年2月6日)
2024/02/07 -わたしたちの南方熊楠, 企画記事
南方熊楠, 往復書簡, 敷島書房一條宣好さま2024年2月6日(火)雪の日の次の日東京に雪が降りました。はじめはみぞれかな? と思ったのですが、だんだんと「雪」になり、あれよあれよという間に東京の町が真っ白に。雪化粧。雪国出身のわた …
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【企画記事】手紙18:中村翔子さま「人文科学と自然科学の横断」一條宣好より(2022年6月19日)
2024/02/07 -わたしたちの南方熊楠, 企画記事
南方熊楠, 往復書簡, 敷島書房中村翔子さま2022年6月19日(日)晴れ時々曇り私が住んでいる山梨県甲斐市は、県庁所在地である甲府市のすぐ隣に位置しています。「住みごこち」について意見は様々あると思いますが、私としては都会的な要素 …