小さい頃、ファストフード店やファミレスのキッズメニューとか、お子さまセットについてくるおまけって楽しみでしたよね。
そこで、やっぱり忘れてならないのがマクドナルドのハッピーセット。
わたしが小さい頃は、マクドナルドのキャラクターたちのフィギュアとか、バービー人形とか、集めるのが楽しみだったなあ。実家に行くと、まだ少しは残っているはず。
そんなハッピーセットのおまけに「絵本」と「図鑑」が仲間入りしているのをご存知ですか。その名も「ほんのハッピーセット」!2018年にはじまったみたい。2〜3ヶ月の周期で新しい絵本と図鑑に変わっていくようです。
2021年1月8日から、絵本作家・はらぺこめがねさん作の『ステーき 12のおいしいきのはなし』が登場です!!図鑑は、「コアラとカンガルー特集」。
はらぺこめがねさんは、原田しんやさんと関かおりさんのご夫婦絵本ユニット。「食べものと人」をテーマに絵本づくりを中心に、挿絵やワークショップの開催など幅広く活動中。
『やきそばばんばん』(あかね書房)、『にくのくに』(教育画劇)、『みんなのおすし』(ポプラ社)、あと『かんぱいよっぱらい』(岩崎書店)などなど、おいしくて楽しい絵本をいっぱい、この世界に誕生させてくれています。
そんな、はらぺこめがねさんの活動の土台にはこんな想いがあります。
おいしいものはうつくしく、
人と人をつなぎ合わせる力が
あると信じています
『ステーき』にも掲載されているよ。
本屋しゃんは、この言葉と気持ちが大好きです。まさに、はらぺこめがねさんの作品は、この言葉のとおり「美しく」「人と人を繋」いでくれる。
いつも元気いっぱいで、見ているだけでお腹も心もあったまってくる絵本たち。絵はもちろんステキなんだけど、はらぺこさんの絵本は、「言葉」がとてもリズミカルで楽しくて、おいしそうな匂いとともに音楽が聴こえてくるみたいだなって感じています。あとは、ユーモア。あっと驚く変化球にいつもびっくり!!コリコリな頭が喜んで動き出します。
めっちゃ美味しそうな食べ物の絵
自然と体が動き出す、声に出して読みたくなる言葉
心をくすぐってくるユーモアあふれる物語
今回のハッピーセット『ステーき』も、おまけだからといってあなどるなかれ!はらぺこめがねさんの魅力満載の一冊。
春から冬、1年を通して、おいしい食べ物が実る「き」があるの。
食べ物がなる「き」なんて夢みたい!!
みんなのまわりにも、おいしい「き」があるに違いない!
このハッピーセットには「おえかきシート」がついてくるから、自分にとってのおいしいきを描いて遊べるの。
本屋しゃんも早速、挑戦です。
き、き………わたしのおいしい「き」はなんだろう。
どんな「き」を描くか考えるだけで楽しいです。
「!!!」
(思いついたようです笑)
ちゃっかり下書きをしました。
そして清書です。
あの、絵心は………ですが、描いている最中はとっても楽しかった!
こちらが本屋しゃんにとってのおいしいき。
そう、本屋しゃんの地元・新潟名物ぽっぽ焼きがなる「き」です。
新潟のお祭りには欠かすことができない、屋台スイーツ!!!
小麦粉と黒糖でできた平たくて長細い焼き菓子。
素朴で優しい味。
見た目は、地味ですが……おいしいの。
雪が降り積もる時期に食べると、湯気が立ち込めて、はっふはふで、たまらんですよ。
ちなみに、きの周りにいる仲間たちは「新潟甚句」を踊っているという設定です。お察しください笑。
みんなにとってのおいしい「き」はなんですか?
それにしても「ほんのハッピーセット」はステキな活動だなあ。
これからも、食と本を通じ、子どもたちの好奇心を刺激して、健やかな成長と、この世界を楽しむきっかけを作っていただきたい。
新しい絵本が出るまではまだ期間があるけれど、なくなり次第終了らしいので、お早めに〜。
ちなみに、この記事を書いている今日は2021年1月11日、成人の日です。
まずは、新成人のみなさま、おめでとうございます!大人への節目の日だけど、だからこそ自分の中の子ども心ともっともっと遊んで、この世界を楽しんでほしいなあとしみじみ。はらぺこめがねさんの絵本はまさに自分の中の子ども心がコロコロ動き出す!そう、この感覚、大事。
ハッピーセット情報
ほんのハッピーセット
https://www.mcdonalds.co.jp/family/happyset/book/
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