2022年。田んぼにピンと水が張られ、青くて若い稲の苗が美しく整列している。これから来る夏を予感させる景色。そんな季節の新潟で、笑福亭羽光師匠の落語会が2つ開催された。
6月12日(日)今時書店落語会 笑福亭羽光、ゲスト:なにわ亭こ粋(新潟市中央区花町)
6月13日(月)関川村落語会 笑福亭羽光+瀧川鯉津(新潟県岩船郡関川村)
わたしは、自身が主催した今時書店落語会から関川村落語会まで、羽光師匠の新潟の落語会の旅に同行させていただいた。これは、その時の記録。羽光師匠の越後道中の話である。
「はじまります」の一言が出囃子の合図と決めていた。主催の方が一通りアナウンスを終えると「それでは、はじまります! どうぞ!」。軽く目を閉じて、すっと一呼吸入れて、再生ボタンを押す。軽妙に音が流れ出す。同時に割れんばかりの拍手が会場に響き渡る。もはや、わたしにも出囃子の音が聞こえない、それくらいの拍手。ほぼかき消された出囃子と大音量の拍手に包まれながら、鯉津さんが高座にあがる。軽やかなベージュの羽織に、淡いピンクの着物。やわらかい色あいは、鯉津さんの優しい人柄にあっていた。手をそろえ、すっとお辞儀をする。ここで出囃子をフェードアウト。しかし、拍手はフェードアウトするどころかますます力強くなり、鯉津さんが噺はじめるとピタリとやんだ。わたしは二人が何を噺すか全く知らなかった。落語は高座にあがってお客様と対峙して、その日の演目をその場で決める、と以前、羽光師匠から聞いたことがある。鯉津さんはまくらで「笑点」の話をするあたり、今日のお客さんの雰囲気をつかもうとしているんだな、なんて推理していた。鯉津さんの目力は印象的で、鯉津さんの力強く、真面目な落語の魅力がそのまま現れているようだった。
開場時刻より早く、お客様の姿がちらほらと見えはじめ、外に列ができてきた。「もう中に入っていただくと良い」と羽光師匠の気遣い。本番前の細やかな気遣いが勉強になる。今時書店落語会、いよいよ開場だ。
鯉津さんがお辞儀をしたところで出囃子。ばっちりじゃん!と喜んではみたものの、やはり拍手で全てかき消される。続いて、羽光師匠が高座にあがる。きっと、羽光師匠にも出囃子の音は届いていないんだろうな。濃い灰色と青を混ぜたような羽織と着物。凛々しさを惹き立てて良い。着ている着物によって、落語の演目の聞こえ方は違ってくるものだろうか…ふと、そんな疑問が頭をよぎった。羽光師匠は創作落語「読書感想文」を口演。生徒たちが宿題に出されていた読書感想文をかわるがわる発表していく仕立てである。会場はあたたまっているけれど、お客さまのツボには入っていないのかしら、とお行儀のよい笑い声にそれを感じた。
半分くらい席が埋まってきたところで、わたしからアナウンスをする。マイクがないから地声をはる。もう何度も何度も、人前に立って話すということをしてきたはずなのに、未だにどこを見て話すのが正解なのかがわからない。お客様の空気の塊を宙に見つけて、そこをめがけて話す、そんな具合である。
仲入り。外に出たお客さんが戻って来て「すごくきれいな夕焼けよ」とおっしゃるので、締めていた木の戸をあけてみた。するとどうだろう、ピンクとオレンジと紫が溶け合ったような空が広がっていた。「本当にキレイですね」とぼんやり眺めていると、またいつのまにか村民のみなさんがまわりに集まってきた。「空もきれいだけど、山や木の形が黒くはっきりと空に映えている姿もきれいね」、誰かがそうつぶやいた。「あれは月かしら」と、夕焼けが迫る空とは逆の方向を見つめながら、また誰かがつぶやいた。まん丸のお月さまだ。いい夜ですね、とみんなで歓談をしていたら、いつの間にか仲入りがあける時間で、鯉津さんがすっすっと高座に向かいはじめていた。あわててピアノの前に戻ったが、タイミングが悪すぎた。BGMとしてかけていた音をそのまま出囃子として流し続ける。ごめんなさい。鯉津さんはまくらで月の小噺を話した。さすが、お客さまのことを良く見ている。「替り目」を口演された。酔っ払いの亭主と女房のやりとりを軸に物語はすすむ。うまく感謝と愛を伝えられない不器用な亭主と、愛想を尽きたくなるような亭主にも健気に寄り添う女房。鯉津さんの噺はそんな夫婦の機微が良く伝わってくる。目力はそのままなのに、横柄な態度をとりつつも実は恥ずかしがり屋な亭主の心の動き、亭主を慈しむ女房の優しさと、そこに垣間見られるちょっとした疲れすらも感じられた。鯉津さんが高座の上だけでなく、日々、人への観察眼と空気を読む力があってこそ成しえる口演だろうなと感じた。後で調べたら、どうやら翌日がストロベリームーンという特別な満月の日だったらしい。どうりで甘く幻想的なまん丸いお月様が昇っていたわけだ。そんな夜にぴったりの演目だった。
15時ちょうどに出囃子を鳴らす。羽光師匠が高座にあがると会場の空気がすっと変わった。良い緊張感がピンと一本、そこにふわっと和やかな吹き込む。やはり、羽光師匠は春風の如く。正体をつきつめた、わたしは得意げになった。本棚を背にした高座がよく似合う。声の響き方もばっちりだ。無邪気に本棚に跳ね返ってくる羽光師匠の声。
トリは羽光師匠。かき消された出囃子とともに高座にあがる。すっとお辞儀をする。わたしは何となく感じていた。やるんじゃないかな、「ニューシネマパラダイス」。前半、お客様は素直に笑いやうなずきで感情を表していた。一番前には中学生くらいの男の子がかぶりつきで楽しんでいた。それに、夕焼けにも月にもあんなに敏感に軽やかに反応をするお客様である。羽光師匠らしいスパイシーな創作落語を聴いてほしいなと思っていた。羽光師匠と目が合う、やるぞの視線。あいよっと、視線で返事をする。「色んな落語があるんですが、その全部を見てもらうわけにはいきませんので、落語のクライマックスだけ集めた物を見ていただきます」。
「…落語の予告編を映画風に見ていただきたいと思います」。今時書店落語会、はじめの演目は「ニューシネマパラダイス」だ。わたしは、上方で映画好きという羽光師匠らしさが詰まったこの演目がとても好きだ。落語の演目や映画のタイトル、俳優の名前など、固有名詞が多く出てくるけれど、それを知らなくても不思議とみんなついてくることができる魅力があると思う。「映画の予告編」とは、「サスペンス」「ホラー」「人情物」…それぞれの「らしさ」「雰囲気」をうまく抽出して作られているのだと思う。
「じゅげむ」。映画のタイトル風に羽光師匠が声をあげたタイミングで、音をハメる。うまいタイミングで音を流せたと思うが、心臓のドキドキがすごい。わたしは無にならなくてはいけない、音として、この会場に溶け込まなくてはいけない。がんばって呼吸を整える。台本を目で追いつつ、羽光師匠の噺の様子を上目遣いでチラチラ確認する。ここで、フェードアウト。順調だ。
落研部員の音響はばっちりで、見事に羽光師匠の落語を惹き立てていた。
「時そば」。小噺のようなテンポで進むニューシネマパラダイスは一つ一つを切り取っても楽しめる。時そばにサスペンスという要素を加えるだけで、小さな人間模様、くだらないだまし合いである本来の物語と、ハリウッドばりのスペクタクルな紹介の仕方の乖離が笑いを誘う。映画の予告編の誇張された煽る作りの揶揄でもあるからおもしろい。ひい、ふう、みい、よう、いつ、むう、なな、やあ…映画の予告編風の落語紹介はどんどん続いていく。それに比例して、会場が温まっていくのも肌で感じる。
「まんじゅう怖い」。ニューシネマパラダイスは動きが大きいのも特徴的。大きな机を二台使ってこさえた高座だから比較的奥行きがある。大胆に動き放題だ。ピアノ越しに羽光師匠の今日のまんじゅうの投げ方のキレを見届ける。
今時書店店主のお姉さんがわたしの隣で爆笑している。嬉しい。会場全体もあたたまって、高座の羽光師匠に集中力ががばっとむいていることがよくわかる。羽光師匠の気迫が間近にに感じることができるのは、コンパクトな会場の良いところだ。「しばはま ザ・ムービー」。ここから、落語が映画化される流れに変わる。映画化された落語を映画の予告編風に話して、落語の紹介につなげる。何層にも遊び心が重なり合う。
「まんじゅうこわい ザ・ムービー」。まさか、「まんじゅうこわい」もハリウッドで映画化されるとは思いもよらなかったであろう。これが最後だ。タイトルをいうタイミングで音をハメる。よし、慣れてきた。羽光師匠の落語はたたみ方が美しい。ニューシネマパラダイスも、コミカルな口演だが、最後はゾクっと落語の醍醐味を見せつけてくれる。オチを言った後、一瞬の間。この間でお客様も息を飲んだように感じた。落語は噺ている部分だけでなく、間のとり方が非常に重要になってくると思う。その間とリズムの調子が自分にあうかどうかで、その落語家さんとの相性の良しあしが浮きぼられるのではないかと感じている。羽光師匠がお辞儀をする。音響担当、最後の仕事だ、追い出し太鼓を鳴らす。羽光師匠の後姿に割れんばかりの拍手。無論、太鼓の音もかき消される。拍手の音量は変わらずとも、はじめの拍手とは音が違う。ありがとうが込められていた。
羽光師匠の次はこ粋さんの出番。まくらで新潟大学の亭号の説明をする。落研落語会とはうってかわって堂々とした出で立ち。今日は大丈夫だ、とその時、確信し、安心をした。本編「皿屋敷」は、お菊さんのかわいらしさと色っぽさが良く出ていた。うつむき加減で演じるその様子は、緊張しいの彼女らしさが、お菊さんへと自然と乗り移っているようだった。再び、羽光師匠の番。演目は「ペラペラ王国」。メタ構造になっている本作にはじめて触れた時、落語の可能性に驚いた。一気に落語っておもしろいという感情が開けたようだった。今日も、師匠のふぁんふぁんが炸裂し、お客様は必死でついていこうと前のめり。現実と虚構が入交り、だんだんとその境目が曖昧に溶け合っていくようで、ところでわたしは今どこにいるんだっけ? と客席も巻き込まれていく。ここは現実…だよね?
関川村の夜は夜だ。夕焼け空は姿を消してあたりはすっかり真っ暗。さっきまでの賑わいも夢だったのではと思うくらい、静かな夜が会場の中にも入り込んでいた。チャキチャキ姉さんに「ねこちぐら」や村のことを聞きながら、師匠方が支度を終えるのを待つ。「ねこちぐらに使う藁は動物園で余ったものをもらってきたりするのよ」と姉さん。「猫ちぐらに使わなかったものは畑にも使うんだよ」と突如現れた男性。「畑?」「そうさ、水分が多く必要な野菜、例えばトマトとかスイカの畑の土の上に藁を敷くんだよ。そうすると水分が蒸発しないし、雑草も生えてこない」「動物のえさに、猫ちぐら、畑まで! 藁って命を繋ぐんですね」。思いがけない学びと、関川村の循環する暮らし方に触れた。
仲入り後のトーク時間。こ粋さん、井山先生、そして羽光師匠、すみっこにわたし。一番前で2人の落語を聴いていた井山先生。「全く笑ってなかったですよね」と突っ込む羽光師匠。ザワつく会場をよそに、井山先生は冷静に話しはじめる。「落語は発見と感動の芸術で笑うことではないんですよ。後、自分ならこうすると頭の中でネタを考えていました」。至極わかる。わたしも笑うために落語に出かけることはない。まさに、落語会は落語家の見立て力と、自分の想像力が追い付くか追いつかないか、そのせめぎ合いが心地よいし、感動する。まさに、わたしが美術館に足を運ぶのと同じ動機だ。羽光師匠は着替えるために先に下がる。残された3人でトークを続けるが、こ粋さんが準備してきた質問でリードしてくれて、井山先生がそれにガシガシ答えてくれる。後からお客様に聞いた話だが、出演者全員が井山先生に気を使っているのがわかっておもしろかったらしい。その空気感までもおもしろがってもらえていたのなら幸せだ。暖簾越しに羽光師匠の気配を感じる。暖簾をちらっとめくると、紋付き袴に着替えられた師匠の姿。凛とした風貌とは裏腹に、手で小さくOKマークを作ってお茶目に笑ってくださった。なごむ。そろそろトークを切り上げて、最後の演目だ。「上品な下ネタの準備が整ったようなので、トークはこのあたりで締めたいと思います」、一か八かで、羽光師匠の言葉を拾ったアナウンスもちょっとはウケたようでほっとした。
宿はとても立派で、ひとりで泊まるには広すぎる和室の部屋。みんなで雑魚寝しても、まだ余裕があるであろう広さ。そんな部屋の隅っこに布団が一枚敷いてあり、ポツネンとはこのことか、とちょっと可笑しかった。夕の食事も関川村の物がたっぷり使われていて美味この上なかった。隣接する村上市のお酒「〆張鶴」をちびちび。食事を終えると、それぞれすんなりと部屋に戻る。おつかれさまでした~。わたしは、すぐに大浴場に向かった。わたし以外、誰もいない。それをいいことに、お湯の中で思い切りのびる。
最後の演目は「私小説落語ー月の光編」。私小説落語シリーズは、実際に羽光師匠の人生が元になっている。月の光編は思春期に起きた「エロ本自販機」をめぐっての騒動を描いた物語。当時つるんでいた、のぞむ、松尾、そしてよしおこと羽光師匠の三人組のキャラクターの違い、師匠のコミカルな演じ方も相まって笑いを誘う。この三人組の噺を聴いた後に、師匠の古典落語を聴くとそこに出てくる、博徒やチンピラ、若い衆が、よしおくん、のぞむくん、松尾くんに見えてきてしまうのがおもしろい。後で、父が「もっと、下ネタを期待していた」、と告げてきた。
部屋に戻り夜風にあたりたくて窓を開ける。風がビュービューと音を立てて吹いている。そんな強風を気にも留めない様子で、月の光は甘くあたりを照らしていた。しばらく窓辺でぼーっと、その様子を眺めた。そこから見える景色は、川でも山でも空でもなくて、ただ夜で、ただ地球だった。そろそろ湯冷めをしてしまうと思い窓を閉める。相変わらず風は強く、ガタガタと窓が揺れる。寝ようと思っても、やはり広すぎてうまく居場所を見つけられずそわそわして眠ることができない。パソコンを開くが緑に目が慣れてしまったのだろうか、ブルーライトが辛い。図書スペースで借りてきた東村アキコさんの『偽装不倫』を読みはじめる。今度はおもしろくて眠れない。
終わりが来るのはあっという間だ。羽光師匠とこ粋さんがお客様を見送る。お客さまのほころんだ顔に、楽しんでいただけたことを感じて安堵を覚える。爽やかな風。まだ、あたりは明るい。さくっと高座を片付ける。落研のみなさんとはここでお別れだ。打ち上げに参加できない彼らにわたしが一番好きなビールを差し入れた。両手に背中に荷物をいっぱい持った彼らの後ろ姿を見送る。彼らがいてくれなかったらわたしは無力すぎた。ありがとう、また、会いましょう。両親ともここでお別れだ。両親にも頭があがらない。ありがとう、今度は我が家を目的に帰省するよ、と遠ざかる車を見つめながら思う。
ひとり残り、今時書店さんたちと残りの後片付けをする。「もう大丈夫だから、早く、みなさんとおいしいビール飲みに行ってくださいよ」と、お姉さんがわたしの背中をたたいてくれた。お言葉に甘え、今時書店を後にする。ここでもまた、ありがとうが溢れてくる。突然の企画の持ち込みを快く引き受けてくれた今時書店さん。
その後、駆け足で打ち上げ会場の「あさや」さんに向かう。が、荷物は重いし、慣れない道で迷子になっていた。全く方向音痴はいつになってもなおらない。ようやくたどり着いたあさやさん。小上がりで、羽光師匠を囲んでまったりとした時間が流れていた。落語会の感想、普段の仕事、下ネタ、新潟の文化事情、新潟の歴史…。上杉謙信は女なのか、『雪花の虎』の話に花が咲く。が、わたしは未読で隅っこでふむふむとうなずくばかり。次々出てくるお料理が、胃と心をあたためてくれる。カレー味の唐揚げが新潟名物なことをはじめて知った。うまい。地酒もすすむ。程よい疲労感と、満腹感で、すぐに夜は眠れるかしらと思っていたけれど、ホテルのベッドの上で、今日のことを思いかえると多幸感に包まれてなかなか眠れなかった。結局、いつ夜に落ちていったのかは記憶がない。
つづく
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登場人物
笑福亭羽光(しょうふくてい うこう)
大阪府高槻市出身。奇妙でノスタルジックな世界へ導く新作落語家。読書家としても知られ、とりわけSF小説を愛読し、本や映画をモチーフにした創作落語で異彩を放つ。下ネタも華麗に落語にしてしまう。代表作は多層構造のメタ落語「ペラペラ王国」や、自身の実体験を基にした「私小説落語」シリーズ。1998年から4人組お笑いユニット「爆烈Q」として活動し、講談社週刊少年マガジンの第三十五回ギャグ漫画新人賞をきっかけに「のぞむよしお」のペンネームで漫画原作者としての活動を開始。2007年に 「爆烈Q」解散。同年に笑福亭鶴光に入門し、34歳で落語の道へ。2021年真打昇進。「ペラペラ王国」にて「第4回 渋谷らくご大賞 創作大賞」、「2020年NHK新人落語大賞」を受賞。
WEBサイト: ufukuteiukou.com/
twitter: https://twitter.com/syoufukuteiukou
瀧川鯉津(たきがわ こいつ)
新潟県長岡市出身。2010年11月、36才で瀧川鯉昇に入門。2014年11月、二ツ目に昇進。2019年4月、二ツ目ユニット「芸協カデンツァ」を発足し、リーダーに就任。毎週金曜日21:15~、FMながおか「瀧川鯉津のらくごられ〜」でパーソナリティを務める。自身のclubhouseにて毎週月~金AM9:15〜9:45に「寝ぼけマナコの朝稽古」で稽古と雑談の30分を届けている。趣味は、プロレス・格闘技観戦、麻雀、ゴルフ、銭湯巡り。
WEBサイト(落語芸術協会):http://www.geikyo.com/profile/profile_detail.php?id=250
twitter: https://twitter.com/t_koitsu
なにわ亭こ粋(なにわてい こいき)
大阪府堺市育ち(生まれは浪速区、生粋のなにわっ子)。
1999年生まれ。精神年齢2ちゃい。
新潟大学落語研究部4年。大学では農学部に在籍、山古志地域をフィールドに研究している。
日本酒の為だけに新潟に来たらしい。一番好きな銘柄は「北雪大吟醸YK35」。
実は、大阪弁より三重弁に寄っているが、大学ではバレたことがない(三重弁は祖母の影響によるもの)。
新潟大学 落語研究部
新潟県内大学唯一の落語研究部。その歴史は50ウン年と長く、「大学と市民の架け橋となる」べくお笑いを届けている。それも観て、聴いて、笑ってくださる皆さまのおかげという気持ちを忘れない。まいど、おおきに!落語以外に漫才・コントにも意欲的に取り組んでいる。その他裏方など、学生それぞれが輝けるような活動を心がけている。
WEBサイト:https://shindai-ochiken.amebaownd.com/
twitter:https://twitter.com/shindai_ochiken
井山弘幸(いやま ひろゆき)
新潟大学人文学部教授を経て、現在同名誉教授。専攻は、科学思想史、科学哲学。好みの主題は、幸福論、偶然性、科学と文学、物語論、お笑い文化論。趣味は、落語などの演芸鑑賞、ピアノ演奏、旅行、ドラマ鑑賞。著書に『偶然の科学誌』、『現代科学論』、『鏡のなかのアインシュタイン』、『パラドックスの科学論』、『お笑い進化論』など。訳書に、『知識の社会史』、『科学が裁かれるとき』、『ハインズ博士の超科学をきる』など。現在、ピーター・バークの『博学者論』の翻訳中。
twitter: https://twitter.com/brunnenberg1955
note: https://note.com/brunnenberg1955/
今時書店
朝7:00から夜10:00まで開店している、無人の古本屋。お店の本は、9名のオーナーが選書したものでセレクトショップのような感覚で楽しむことができる。読書したいとき、黄昏たいとき、喧騒に疲れたとき、物想いに耽りたいとき、どんなときでも立ち寄れる場所。今時書店は、あなたの新しい隠れ家です。
WEBサイト:https://imadoki-shoten.com/index.html
twitter:https://mobile.twitter.com/imadoki_shoten
instagram:https://www.instagram.com/imadoki_shoten/
関川村
WEBサイト:http://www.vill.sekikawa.niigata.jp/
本記事執筆中に令和4年8月3日からの大雨による災害のニュースを知りました。関川村、及びその他の地域で被災・避難されたみなさまに心よりお見舞い申し上げます(2022年8月10日)。