太陽がギラギラで、すっかり夏!ですね。
11月生まれの本屋しゃんですが、夏が好きです。
飾らず、真っ裸でいることができる季節、それが夏だと感じています。
遡ること、今年の春。
2021年4月。
ポストコロナのビジネス&カルチャーブック『tattva』が誕生しました。
タットヴァと読みます。サンスクリット語で「それがそれとしてあること」を意味する「tattva」と、日本語の尊ぶ(たっとぶ)からきています。季刊です。
「物事をゆっくりと見つめながら共生と共創を目指していきたい」という想いが込められていてます。生活や価値観の選択肢がたくさん渦巻く中で、一体、社会と関係をどのように築いていけばいいのか? いますぐには答えが出せないことに対峙するため、ビジネス/アート/テクノロジー/ポップカルチャーなど様々な切り口から多様な視点を発信してくれる雑誌です。
本屋しゃんはご縁あって、本誌の鼎談連載「トリメガ研究所は語る」のファシリテーション、文字起こしや構成を担当させていただいています。
トリメガ研究所さんは、川西由里さん(島根県立石見美術館)、工藤健志さん(青森県立美術館)、村上敬さん(静岡県立美術館)の3名による視覚文化研究チーム。視覚文化研究チーム。これまでに2010年度に「ロボットと美術」展、2014年度に「美少女の美術史」展、2018年度には「めがねと旅する美術展」を開催。そして「富野由悠季の世界」の企画にも参加されました。ジャンルや時代の壁をとっぱらった展覧会の企画、開催を通じて、島根・青森・静岡から美術館の可能性を探っていらっしゃいます!本誌の連載では、トリメガ研究所が考える美術館や展覧会のこれからについて、お3方のお仕事など具体的なお話を踏まえながら、語り合っていただいています。
季刊だからのんびりペースだもんと思っていたら、時は着実に流れているようで、この度、第2弾が刊行されました!祝!
今回の特集は「にほんてき、ってなんだ?」です。
創刊時と相変わらず、スタイリッシュな装丁で、中にはイラストレーションや写真などのアートワークがとてもリズムよく入り込んでいて心地がよいです。
そして何より、『tattva』は一緒に考えてくれる本です。決して、答えを押し付けてくることはなく、読者とともに考えるきっかけを贈ってくれている、本屋しゃんは読んでいてそう感じます。
世界中から視線を浴びる2021年の夏のにほん。
ぜひ、この機会に「にほんてき」について一緒に考えてみませんか。
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