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本屋しゃんの2023年のメモー1月編

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twitterで投稿した内容をほぼそのままに「展覧会」「落語会」「本」の感想を一覧メモとしてまとめています。

1月1日
笑福亭羽光 「年越し落語2022→2023」2022/12/31-2023/1/1@studio SOIL を終えて早朝に帰宅。いい夜だった。
一、あるある帝国 羽光
一、関西人のはらわた 羽光
一、まめだ 羽光
〜仲入り〜
一、トーク 和田尚久(聞き手:本屋しゃん)
一、私小説落語ースローバラード編 羽光
https://is.gd/hlhAfR

1月2日
浅草寺に初詣。その帰路、呼び込みにひかれて「浅草リトルシアター 爆笑!お笑い六区」ふらっと入ったんだけど、おもしろかった。9組の芸人さん。ありがとございます〜 #お笑い六区
https://twitter.com/Owarai_Rokku?s=20&t=gl1cjE4KbW8RfWlHdvrlmQ

1月6日
本屋しゃん公式LINEはじめた
https://page.line.me/735ztuax?openQrModal=true

1月8日
鶴光一門会@
ちょうど1年前もここにいた。
感慨深い。
落語の右も左もわからなかった私の落語への入り口が大きく開いた大切な会。
https://nigiwaiza.yafjp.org/perform/archives/23322

1月9日
銀座 蔦屋書店で開催中の長嶋祐成さん作品展『Dreamin’ of 80s』。今回のテーマとお魚たちは銀座と地に合っているなあと。パキッとした黒の額の効果か、図鑑や水槽という枠を彷彿させた。そして、長嶋さんが描くお魚は宇宙の一片みたいで、いつも吸い込まれる。〜1/22まで。 http://blog.uonofu.com/221207-2/

らっ好さんの落語は華やかだなとしみじみ感動でした。「文七元結」は圧倒的で、江戸っ子の気風の良さが気持ちいいほど入り込んできた。それだけでなくて、登場人物がそれぞれに持つ弱さがじんわり滲み出し、滑稽さでリズムが生まれ、時間を忘れて没頭できました。ありがとうございました。
https://rakkou.com/


1月13日
九代目 横山笑吉@神田連雀亭
わかる。自動になってる機械が全部主導妄想はよくするなあ。
御茶ノ水付近の電車をぼーっと見るのが好き。
https://twitter.com/tatekawakisshou?s=20&t=gl1cjE4KbW8RfWlHdvrlmQ


 

1月14日
立川寸志 本の街・神保町 午後のぶらり寄席@ブックカフェ二十世紀
寸志さんの芝浜でめちゃめちゃ自然にぞわぞわぞわーーって鳥肌がたってびっくりした。勝手に身体が反応して鳥肌が立つって、自分でも制御できないなかなかない感動だよなあ。なんだろうな。渋いという言葉を使うのは簡単なんだけど……もっとしっくりくりとこのぞわぞわを言語化できそうな……人間の皺、うん、皺の美しさかなあ。噛み締めておこう。
あと、寸志さんの古典落語への向き合い方が編集者の視点だなと感じた。芝浜も、和歌三神も、その切り取り方はハイライトのつけ方などなど。
https://tatekawasunshi.com/image/pnf/jinbo202301-03.jpg

1月16日
TRiP再演 チケット販売スタート

1月17日
木馬亭ツキイチ上方落語会にお邪魔しました。やられたよう。みなさんの落語をすでにおかわりしたい、くらい楽しかった。お囃子も美。太遊さんの片尻ホイがツボにハマり過ぎたのでしばらく脳内ループ確定です。わたしもイミテーションに惑わされずに頑張ろ。多謝。来月も要チェック
https://twitter.com/mokubatei_?s=20&t=2tHRK65eY468XizzdN_Slw

1月21日
文学、とりわけSFに出てくる人智を超えた「動き」。言語化できぬものたちは往々にしてこの世界の「動き」で翻訳し描かれる。ここには言葉と具体から解放たれた「動き」があった。心地よかった。 小林椋「亀はニェフスのイゥユのように前足を石にのばすと」〜1/22 @ TOKAS本郷 https://bit.ly/3QSbvc1

1月22日
眠れんなあと「ラジオ深夜便」をつける。頭木弘樹さんが「落語」の「絶望名言」についてお話しされていて聞き入った。誰かの失敗や絶望を笑うことになっても傷つけるのではなく共感と愛があるのが落語。さらに起承転結にとらわれない落語は人生と同じだし、物語の自由な可能性をたくさん秘めていると。

1月23日
山内祥太さん《顔の惑星》@ MAM 〜3/26。 顔が笑ったり泣いたり怒ったり互いに反応しながら惑星が変化していく。はじめはspookyなんて言葉が浮かんできたけど違った。いろんな顔が愛おしくなり、いろんな顔に会いたくなった。今日も私はいろんな顔と関係を持ち、生きている。 https://the-planet-of-faces.com/

AKI INOMATAさん《彫刻のつくりかた》 様々な生き物と「協働」するINOMATAさん。こちらはビーバー作!&三倍大の複製。美。資料も興味深かった。人の営みでも気づかぬうちに美しい形が生まれてることがあるかもな。バナナ齧った後とか(ん?)@六本木クロッシング2022〜3/26 http://bit.ly/3kCbVqP

やんツーさん《永続的な一過性》 自律搬送ロボットが「作品」とそうでないものを区別せず選択し展示・撤去をする。たんたんとその永続的な一過性を繰り返すAGVに私は残酷さより少し安心感を覚えた。(はじめトム・サックス気づかんかったー) @六本木クロッシング2022〜3/26

青木千絵さん 丁度ある学芸員さんと「磨く」感触と感動は大切だという話をした。青木さんの作品は透き通ってしまいそうな色気が圧巻。丹精に磨かれた漆から人間の繊細さ以上に強さを感じた。孤独ではなく個を想った。 @六本木クロッシング2022〜3/26 http://bit.ly/3kCbVqP


1月26日
スペース・ゼロ 新春寄席 vol.31~動物・ほっこり・落語・たっぷり~
三遊亭 わん丈 「動物園」
笑福亭 羽光  「46億の妄想」
立川 談笑   「猫の女郎」
~仲 入 り~ (15分)
◆曲 独 楽◆ 三増 紋之助
柳家 喬太郎  「お若伊之助」

喬太郎師匠が降壇した後の空気、お客さんがみんな出た後のホールの余韻がすごかった。
しっとりというか、何かみんながひとかけらずつ感動をその場に残して、それを引きずりながら帰って行った感じ。「動物」がテーマのところに三葉虫、恐竜とかぶっこんでくる羽光師匠がやはり好きです。
https://www.spacezero.co.jp/information/139916

1月28日
松江泰治さん『gazetteerCC』(赤々舎) 出版記念展 &トークイベント@キヤノン・品川へ。宇多丸さんの松江さんの写真に対する感動の言語化はとても勉強になった。「模様」「リズム」。好きや感動を言葉にするのは難しいけれど、ここにこの気持ちがあったことを刻むためには大切なことだと改めて感じた。なんといっても『gazetteerCC』(赤々舎)を展示会場で、本屋さんでぜひ触れていただきたい。 わたしは、松江さんの作品に触れるとお散歩の解像度があがるし、旅に出たくなるのが常。
https://canon.jp/personal/experience/gallery/archive/matsue-gazetteer


よシまるシンさん個展『AMIDAX-アミダックス-』@亀戸アートセンター~2/5の帰り道。道があみだくじに見える現象。と、帰り道の見え方もおもしろくしてしまう、よシまるシン さん個展『AMIDAX-アミダックス-』@亀戸アートセンターは2/5までだよー。亀戸線にゆられてのんびり散歩しながらあみだくじ、おすすめ。 http://kac.amebaownd.com/posts/40569582

1月29日
『突撃!隣のUFO』前夜祭 in 渋谷
ヨネスケ師匠主演、河崎実監督作品。
舞台の小道具と衣装などの展示。スペクトルマンにも出会えた。
https://totsugeki-ufo.com/

ちりん店主のスカウト御燗番
楽しくおいしい夜で、日本酒の楽しみ方が深まりました。ちりんさん、そして御燗番のみなさま、ありがとうございました。わたしもいつか「!!!」ってなる燗つけれるようになれたらいいな。
https://twitter.com/dada3701

1月30日
石川直樹さん「K2 / Broad Peak / Nanga Parbat」〜2/5@ SAI・渋谷。
日付入りの小さな写真群は山も食事も荷物も「日記」としてフラットに感じた。大きな写真は世界の強烈な光が刻まれていた。これらが呼応した距離感と力が迫ってきた。外に出た時の光がいつもより眩しかった。
https://www.saiart.jp/

寄席つむぎさんに「レポート 笑福亭羽光 年越し落語 2022→2023」を掲載していただく。
https://yosetumugi.com/2023/01/30/report/

1月31日
「交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー」@東京都庭園美術館〜3/5。機能と装飾の対立ではなく協奏したモダンの姿。まさにポリフォニーが聴こえた。私的ハイライトは斎藤佳三氏の半襟の下図。ひまわりよかったな。スケッチや素描、原稿…完成までの段階を見るの大好き。https://onl.la/Jv35Kg7

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