笑福亭羽光 末廣亭初主任興行ー末廣亭 3月下席 夜の部 初日「土橋萬歳」ー2023.03.21~03.30

なりやまない拍手。誰ひとりとして席を立とうとしなかった。いや、立てなかったというのが正しいかもしれない。感動の圧で身動きが取れなかったのだ。わたしもそのひとり。「エロを封じて、古典落語と新作落語を半分 …

【企画記事】手紙5:中村翔子さまへ「本屋の息子、『本屋風情』をきっかけにして南方熊楠と出会う、の巻」一條宣好より(2020年2月16日)

中村翔子さま2月16日(日)きょうの山梨は冷たい雨です。ここ数日は季節はずれの暖かさだったので、寒さが身にしみます。けれど暦の上では立春を過ぎ、梅の花も咲き始めました。きっともう少しの辛抱ですね。先日 …

HAPPY ‘RE’ BIRTHDAY

2023/03/07   -BLOG

3月7日は、あなたが生まれ変わった日。だから今日をHAPPY ‘RE’ BIRTHDAYと名付けよう。 突然のことだった。予期せぬ事態だった。 その日の夜、浅草で食事をしていたわたしのiphoneが鳴 …

本屋しゃんの2023年のメモー2月編

2023/03/01   -BLOG
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twitterで投稿した内容をほぼそのままに「展覧会」「落語会」「本」の感想を一覧メモとしてまとめています。 2月1日「大竹伸朗展」@東京国立近代美術館〜2/5。「全景」の時はとにかく量に圧倒…だった …

甲斐荘楠音の全貌―絵画、演劇、映画を越境する個性@京都国立近代美術館~2023/4/9

京都へ。なんていい天気なんだろう。旅先で天気に恵まれると自然と気持ちが軽やかになる。冬の青空に赤い南天の実が映える。自分が巻いているお気に入りの真っ赤なマフラーと南天の実の色がお揃いのようでちょっぴり …

【企画記事】手紙4:一條宣好さま「おっと、お忘れ物ですよ〜」中村翔子より(2020年2月9日)

一條宣好さまこんにちは!いやはや、チューリップって、とても元気ですね。先日、近所のお花やさんで購入した3本のピンク色のチューリップが、すでに一週間以上立つというのに、のびのびと咲いて春を伝えてくれてい …

「広重おじさん図譜」展@太田記念美術館・原宿~2023年3月26日

ラフォーレ原宿の裏手。道を挟んでこっちとそっちで雰囲気がだいぶ違う。ドアが開く度に中からどぅんどぅんと低音が効いた音楽がここまで聞こえてくる。1978年に竣工されたらしいが、その前は一体ここには何があ …

牛木匡憲 『VISITORS, VISITORS.』刊行記念展「Visitors 代官山 EXHIBITION」@代官山 蔦屋書店~2023/2/13 

キャラクターデザイナーで、アーティストの牛木匡憲さんが日本では約4年ぶりとなる作品集『VISITORS, VISITORS.』(aptp books)を上梓された。本書の刊行を記念して2023年2月1 …

まじめに愉快する。ーアーティスト牛木匡憲さんと出会った日。

「はじめまして。本屋しゃんです。」と名刺を渡すと・・・「かわいい!」「ステキ」「似ている!」と、多くの方に言っていただけて嬉しい。本屋しゃんの名刺は、わたし自身がとっても気に入っているの。それもそのは …

【企画記事】手紙3:一條宣好さまへ「強烈な教授のあの講義ではじめて熊楠と出会いました」中村翔子より2020年2月5日)

一條宣好さま 2020年2月5日(水)外はどうやらあたたかくて気持ち良さそうな天気の東京です。床に伏せているわたしは、窓から見える青空に恋しさとともに歯痒さを感じています。 こんにちは。寒中お見舞い申 …

本屋しゃんの2023年のメモー1月編

2023/02/01   -BLOG
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twitterで投稿した内容をほぼそのままに「展覧会」「落語会」「本」の感想を一覧メモとしてまとめています。 1月1日笑福亭羽光 「年越し落語2022→2023」2022/12/31-2023/1/1 …

【レポート】笑福亭羽光 年越し落語 2022→2023@寄席つむぎ

上方落語と演芸のWEBマガジン「寄席つむぎ」さんに「笑福亭羽光 年越し落語 2022→2023」のレポートを主催者目線で書かせていただきました。レポートの場を与えていただきとても光栄です。多謝。これか …

【企画記事】手紙2:中村翔子さまへ「出会いとつながりを生む『街灯りとしての本屋』」一條宣好より(2020年1月8日)

中村翔子さま1月20日(月)お便りありがとうございました。 中村さんが山梨県甲斐市の敷島書房を訪ねてくださった日から、もう二か月になるのですね。遠方からお訪ねいただいて、本当に嬉しかったです。南方熊楠 …

【レポート】MIOKO個展「 たまにはヨソの布団の上@家劇場」ー2022年12月19日~12月24日

誰も立ち上がろうとしない。土の上を歩いているようなやわらかさとあたたかさ、そして90年分の擦れやテカり。その畳の上に腰をおろしたら最後。「ばあちゃん家」という概念がこの世に存在するならば、きっと誰しも …

【企画記事】手紙1:一條宣好さまへ「敷島書房との出会い」中村翔子より(2020年1月8日)

一條宣好さま2020年1月8日(水) 東京はちょっと雨が降りました。 遅ればせながらあけましておめでとうございます。 いや、もはや「寒中お見舞い申しあげます」の時期ですね。 先日は、大変お世話になりま …